裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

明日、ついに復活

2005-07-25 16:25:27 | つぶやき
三週に亘ってお休みを頂いていた「しゃべりBar」
明日、マスター久々に復帰です!!
今月は「桃子ママ」にお店を任せていましたので、明日も基本的には通常営業ではありませんが。
今回の件では各方面に大変ご迷惑をかけてしまいました。
そして、皆様には大変心配をかけていることと思います。
とりあえず、「人生でいちばん~」のまとめをするつもりです。
もちろん、皆様のお越しを心からお待ちしています。
久しぶりのマスター業、本人かなり不安…なにせ人前で喋るのも久しぶり…
心温かく迎えていただけると幸いです。
946@fm946.com
皆様のメッセージ、叱咤激励、どうかよろしくお願いします。

では、明日の午後二時にお会いしましょう。

「FLY,DADDY,FLY」金城一紀

2005-07-25 07:15:47 | お勧め
「おっさん、空を飛んでみたくはないか?」
「はい、とりあえずやってみます…」

「GO」や「レヴォリューションNo,3」の著者が書いた、平凡な中年サラリーマンと少年達の話。

鈴木一。47歳。急行で片道40分をすしづめで毎日通勤する、東証一部上場企業の経理部長。
大切なのは妻と娘。娘の幸せのためなら生命の危険も厭わない…はずだった。

彼に突然、降って湧いた悲劇。
娘が暴行され重症。娘が弱々しく出した手を握り返すことが出来なかった。
殴った相手は有名人を親に持ち有名進学校に通うボクシングのインターハイ優勝選手。娘と同じ高校生。
教師達の威圧する態度に屈服し、何も出来ずに見送った。

出刃包丁を持ち出し、決意をする鈴木。
しかしこともあろうに学校を間違えてしまう。進学校どころか落ちこぼれ校。
そこで出会った「南方」「板良敷」「萱野」「朴舜臣」「山下」「アギー」
平凡な中年サラリーマンだった鈴木のひと夏の冒険譚。

「こんなことが人生に起こるとは思わなかったろ?せいぜい自分の半径1メートルの
ことだけ考えて 死んでいけたら幸せだったのにな。」 朴舜臣

彼のこの言葉が頭から離れない。
対岸の火事。
まさか自分に不幸が降りかかるとは思っていない。
しかし現実は違う。

この話は「レヴォリューションNo,3」の続編(?)。
「ゾンビーズ」の活躍は本当にスカッとする。

何かに落ち込んだとき。
新しい世界へ飛びたいとき。
きっと少し背中を押してくれる爽やかな話だと思います。

あなたもバス亭で待つ「スタメン」になってませんか?

ちょうど映画も上映中。
どっちを先に楽しむかはあなた次第。
走り出すかどうかも、あなた次第。