裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

当たり前なことなどない

2005-07-11 23:12:52 | つぶやき
「当たり前」

日常的に使ったり感じたりする言葉。
あまりに俺達は安易で曖昧だ。どうして「当たり前」になってしまうのだろう?
傲慢で愚かな妄想。
無知とは罪だ。
同じように、学ばないことも罪だと思う。
失敗を次に活かしてこそ向上していける。聖人たれとは望まないが、人として魅力的でありたいとは思う。善くも悪くも。

話しを戻そう。

世の中には当たり前が溢れている。
メディアは常に情報を発信し、ハーメルンの笛よろしく大衆を先導する。
「知っていて当たり前」「持っていて当たり前」
たった一人の個性を主張するわりには、当たり前の枠からはみ出せないその他大勢。
当たり前に続くと思っている人間関係。
疑問に思わないことで怠惰に過ごす日常。
いびつな毎日。

「何をするにも当たり前なんてないのさ」
友達の坊さんに言われてハッとさせられた。

「そういうこと(気が付くこと)が大事なのさ、人生に無駄はなしってね」

自分がどんな状態であろうとも、気持ち次第で得るものは大きい。
そんな「当たり前」なことに気が付いた。

翼が欲しい

2005-07-11 03:00:11 | つぶやき
外の景色を眺めるのは気持ちが落ち着く。
窓があるってのは幸せなことだ。
水面と緑は実に美しいし、高く舞い上がる鳥達はとても優雅だ。

俺の根源的な願望として、「海に帰りたい」という感覚がある。水中にいると、とても落ち着く。
理由は未だに解らない。
同じように、大空を舞う鳥に憧れがある。

「あんなふうに自由に空を飛びたい」

同じ感覚を持つ人は意外と多いんじゃないかな?
あんなに気持ちよさそうなことが出来ないなんて悔しくて仕方がない。
どうせなら黒くて大きな翼がいい。背中に生えてたらどんなに嬉しいだろう。

いつでも好きなところへ自由に飛んで行ける。素敵なことだと思わない?
高く高く、雲の上まで。水面ギリギリを、水を切るように。
窓の外を眺めながら、ぼんやりとそんなことを考えてます。
瞼を閉じれば、背中で翼が広がる。
想いは、はばたいて大空へ。

夜空を見上げて

2005-07-09 00:17:02 | つぶやき
いよいよ、子供遊学館のオープンです。色々と楽しみはありますが、やっぱり1番の期待はプラレタリウムなわけです。

みなさんは星を見上げることがありますか?
最近、いつ星を見上げましたか?
今の季節に見える星座を、どれくらい知ってますか?

星を見るのはイイもんですよ。俺は今でもよく星を見上げます。
真っ暗な中、身体を目一杯そり返して、両手をいっぱいいっぱいに広げて。満天の星空の中に、すっぽりと包まれるのです。ゆっくりと回りながら、星の瞬きに耳を傾ける。
子供の頃から、大人になっても、星達は変わらず俺達の上で光り輝いているのです。
「私はここにいる!」
そうまたたいてる。
俺達が見つけるのを待ってます。
同じ場所で、輝いてます。
あなたは自分の居場所を伝えてますか?
誰かに伝われば、そこがあなたの居場所なんです。

いつか北極星の場所で叫べたらいいね。

もしも夜空を見上げる機会があったら、今の自分はどの星か考えてみるのも一興かも。

俺は冬のシリウスが好きです。

隠れてつぶやく男

2005-07-07 22:37:42 | つぶやき
お久しぶりです。
訳あって、いつもより隠れています。スイマセン。探さないで下さい(笑)
先日はラジオを休んでしまいました。テーマの募集までしたのに…
届いた分は目を通しましたよ、ありがとうございます。
やはり色々な意見がありまして、物凄く楽しい!早く話したくてウズウズしてます。
が、もう少しラジオ&店の復帰には時間がかかりそう。しばらく命の洗濯をしてきます。
その間に、どしどし意見をお寄せ下さい!
くれぐれも俺を探して誰かの手を煩わせないように!必ず復帰します!
みなさんからのメールが増えれば増えるほど、復帰は光の速度を超えて速まります。
「人生にとって大事なこと」もっともっと聞かせて下さい!
桃子ネエサンと晴ちゃんの仮しゃべりBar946もよろしくね!放っておくと居酒屋になっちゃうから(笑)

因みに、今の「人生でいちばん大事なこと」は

「死なないこと」
みんな、生きてるとイイコトあるぞ。

人生でいちばん大事なこと

2005-07-05 06:47:04 | つぶやき
火曜日の朝です。おはようございます。
「しゃべりBar946」今月のテーマは

「人生でいちばん大事なこと」

難しい問いです。きっと一生問いつづけることでしょう。
これを「一言(一行?)」でまとめてください。



13歳のボーバウマンという少年は疑問に思ったわけです。
正解ってあるんだろうか? と。
この少年は母親に言われたとおり、世の中にいる最高に頭のいい、有名な、ユーモアのある、皮肉な、素直な、とにかく様々な人に手紙を出して教えを乞いました。
そして何割かの返事をくれた人の言葉を、ただひたすらに集めたのです。

この「人生でいちばん大事なこと」と言う本は、世にある癒しの本でもなければ人生を説いた哲学書でもありません。
ただひたすらにリサーチをしただけの本。
ただし、回答者の中には名前や顔を知っている有名人も少なくない。
その人の答えを見るだけで、なんだか「フフッ」っと笑えたりする。ちょっとびっくりしたりも。
あぁ、決まった答えなんかないんだな、と実感する。そんな本です。


そこで、みなさんにも考えて、そして教えてもらおうかと。
期間は1ヶ月あります。
すぐにメールをくれるもよし、考えて考えて答えるもよし。
とにかく、たくさんの人の「人生でいちばん大事なこと」を聞いてみたいのです。
できれば、周りの人にも問い掛けてください。
せっかくの機会ですから。
そしてFMくしろにメールを送ってください。

946@fm946.com

あなたが周りの人の意見を代わりに送ってくれてもかまいません。
必要なのは、人生でいちばん大事なこと。そして簡単に職業(学生とか社会人とか主婦など)。できれば性別。そして年代。
ジョークでも、皮肉でも、なんでもいいんです。
家族や友人、上司や部下と、普段は話すことのないこんな話題も、たまにはいいんではないでしょうか。

とりあえず、パーソナリティーのみんなに宿題を出しておきました。
今日はとっても楽しみなのです。
もちろん、俺も答えを用意して行きます。
春ちゃんは悩んでるようです。フフフ。

では、ちょっと寝ます。おやすみなさい。

「電車男」

2005-07-04 03:00:00 | つぶやき
あぁ、中谷美紀熱、再発(;´Д`)'`ァ'`ァ

「めしどこかたのむ」

22年間、彼女ナシ。もちろん童t(ryの秋葉ちゃん「電車男」と、中谷美紀似の「エルメス」の奇跡の純情初恋物語。
「2ちゃんねる」発のこの物語(?)は、ネットだけには留まらず、書籍、そして映画へとその輪を拡大している。
切なく、熱く、心温まる涙、涙、涙。
電車男の帰りを待ち、祝い、共に泣いたあの日を今でも思い出す。
お礼の電話すらかけることが出来なかった男。
彼はエルメスに好かれようと、服を買い、美容院に行き、コンタクトにし、おされな店を視察した。
スレの住人は、そんな彼を色々な面でサポートし、一緒に悩み、一喜一憂し、時には叱咤激励し、そして自分のことのように心から祝った。

人は想いが強ければ必ず変われる。

多くの人があらためてその事実を知ることになる。
まだ読んだことがない人は、是非一度、この物語に触れていただきたい。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html
(パソコンなら無料ね、携帯の人はごめんなさい)
書籍も新潮社から出ていて100万部を突破しそうだとか。パソコンの画面で文章を読むのが苦手な人はこちらをどうぞ。

今日も長くなってるけど、映画の話をしよう。

「電車男」には山田孝之。出来すぎな気もするが、まあ映画だから仕方ない。
でも見事に気弱な秋葉ちゃんを演じている。
「エルメス」にはもちろん中谷美紀。似ている芸能人に挙げられていた本人の登場。
とにかく素晴らしい。もうウットリ。俺が惚れた(笑)もうメロメロ。
その他にも様々なスレの住人達が脇を固める。
映画化にあたって、スレ住人側の心の動きや小さなサイドストーリーが追加されてます。
これがなかなか良い。
全体的には原作(?)通りだけど、約2カ月の話を2時間程度にまとめているので端折ってたり変わっていたりする。ここは違いを素直に楽しめる程度。
残念なのは「エルメス語録」の完全再現が出来なかったこと。
「エルメス」はとにかく核爆弾並の破壊力を持った「語録」を記録に残している。
ほとんど再現されているのだが、「あぁ、もう本当に愛しい」がなかった…「愛しい」という日本語があって本当に良かったと思った瞬間だった。あれは中谷美紀に言ってもらいたかったなあ…残念。

個人的にはネカフェで書き込んでる三人がとても好き。
本当にモテない秋葉ちゃん達が電車のために頑張り、爆撃され、そして自分達も変わろうと勇気を出す。
エルメスタソの語録以外にも、素晴らしい言葉がたくさん出てくる。
中でも気に入っているのが

「エルメスんち行きのチケットとかJTBで売ってくれない訳」

この励ましのなんという力強さ。言葉というのは、どうしてここまで力を持つことが出来るのか。

まずは「電車男」を読んでください。
そしてすぐに映画館へ。
後悔はさせませんよ。

屋形船で宴会やります!!

2005-07-03 06:44:27 | つぶやき
テレビとかで見るたびに「羨ましい…あんなとこで酒を呑んでみたい…」と思っていました。

が、

出来るんですよ、近場で! 宴会が!! 屋形船で!!!

去年、阿寒湖畔で発見したときは狂喜乱舞。

キタ *・゜゜・*:.。..。.:*・ ゜(゜∀゜) ゜ ・*:.。. .。.:*・゜゜・* !!

目の前では、せっせっと宴会の準備中。
忙しそうなのを無視して接近。

「これ、普通に誰でも借りれますか?」
「借りれると思いますよ。ソコの事務所で聞いてみてください」
と、すぐソコの事務所を指差す。
礼を言い、足早に事務所へ。

「スイマセン、ソコの屋形船って俺でも借りれますか?」
「…ええ、大丈夫だと思います」
料金や時間を聞いて、パンフレットを貰って帰る。

フフフ、面白いオモチャを見つけてしまった。

あれから一年…長かった…
酒も大量に用意した。日本酒に焼酎に生ビールにマッコリ。
ホテルも20部屋を予約した。食事もバッチリ頼んだ。
用意は完璧。

現在30名ほどの参加者が決まっております。
あと10名ほどは余裕がある状態。

そこで参加者募集!!

時は7/16(土)pm7:00スタート
場所は阿寒湖
宿泊ホテルは「阿寒ビューホテル」
宴会代、屋形船のチャーター代、ホテルの宿泊代、全て含んで

        \12000-ポッキリ!!

一緒に夢の屋形船で宴会を楽しみたいという方は連絡お願いします。
GROTTA.SEGRETA
0154-22-6789
月~土のpm6:00~なら連絡つくと思われます。

新しいことにチャレンジする素晴らしい仲間を待ってます!!

バットマンビギンズ

2005-07-02 04:35:21 | つぶやき
「人は中身じゃない、行動だ」

アメリカンコミックが誇る稀代のダークヒーロー。
「バットマン」
たとえ観たことがない人でも名前を知らぬ人は少ないだろう。
シリーズ第5作 「バットマン ビギンズ」
第1作へ続く「バットマン」誕生秘話だ。
コミック的な要素を一切廃除した、よりリアルなバットマン。
アメコミ嫌いな人にも楽しんでもらえる作品に仕上がっている。

監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
今回も幻想的でありながらリアルな絵作りが光る。
ブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールは過去最高にカッコいい!!
正直、今まではマイケル・キートンの暗さが1番好きだったのに…「リベリオン」で気に入っていただけに今回もやられたーって感じ。
「スターウォーズエピソード1」のリーアム・ニーソンの静かなる悪役ぶりもリアルでよい。
アメコミに有りがちな「怪人」ではないのだ。どちらかというと「テロリスト」か。
彼は「剣」の師匠という役が多いですね…個人的には「ラブアクチュアリー」の彼が1番すきなのですが。
モーガン・フリーマンの脇役ぶりには相変わらず舌を巻く(出るだけで作品に厚みが増す)が、何よりも悪役やらしたらピカイチのゲイリー・オールドマンのある意味怪演ぶりが素晴らしい。あれがゲイリーだと気がつかない人もいるんじゃないかと疑うくらい。
渡辺謙は騒がれたわりに出番も少なく作品の重要性にも欠ける。さすがにこれだけのメンツが揃うとまだまだか…



(注 ここから軽くネタバレあり)



幼い頃に両親を目の前で殺された過去を持つ「ブルース・ウェイン」
復習のために「犯罪者」に身をやつし、投獄されていたところを「ダガード」に助けられる。
彼は「ラーズ・アル・グール」という影の軍団(忍者)率いる男の下でウェインの修行を行う。
正義のための全ての破壊。それが影の軍団の目的だと知ったウェインは屋敷に火を放ちラーズを倒す。
瀕死のダガードを助けたブルースは、一人ゴッサムに戻る。
ウェイン社へ戻ったブルースは、兵器開発を行う「ルシウス・フォックス」に出会う。
そこで強化スーツや数々の特殊兵器を手に入れ、己の恐怖の象徴「コウモリ」をモチーフに「バットマン」というダークヒーローを誕生させる。自分の大切な人に危害が及ばぬように…

バットマンが元々他のヒーローものと一線をかすのは「普通の人間」だという点。
あくまでも「超人」ではない。(ふざけたくらいの金持ちではあるが)
これの対極にあるのが「スーパーマン」(彼については新作が出たときに考察しよう)
陰と陽のような2大ヒーローが長く支持されているのは、この「他のヒーローとは違う設定」にあるだろう。
普通の人間であるがゆえに「仮面」を被るバットマン。
元々超人(っていうか宇宙人)であるがゆえに普通に暮らすことが難しいスーパーマン。(クラークケントが仮の姿!)
ここに「ドラマ」が生まれる。ヒーローであるが故の人生観、ヒーローでい続けるための理由がある。
ヒーローであることの「喜び」など微塵もないのだ。ほとんど「苦悩」でしかない。

バットマンビギンズは、ヒーローの永遠に続く苦悩を見事に見せてくれた。
幼馴染のレイチェルの言葉が辛く胸に突き刺さる。同時に、彼がバットマンを続ける理由も生まれる。

「人間は確かに中身じゃなく行動。でも、私の知ってる中身はもうここにはいない。きっとゴッサムシティーに平和が訪れるまで…」

偏見に囚われず、とにかく観て貰いたい作品です。

曖昧に生きている

2005-07-01 06:58:19 | 人気の記事
今週の番組で「曖昧さと恋愛感情」について話すと言っていたが、そこは生放送、そうは問屋が卸さなかった。
ちょうどいい機会なんで、ここで軽く補足させてもらいたい。


人間の脳は、複雑な故に曖昧だ。
僕らは曖昧さの中で生きている。
時間も、物体や人物の認識も、感情も。
全て曖昧。

ほとんどの動物は、何かしら固有の特徴で個体を識別したり認識したりする。
たとえば泣き声だったり、心音だったり。
見た目もしかり。
だから似た泣き声や人形を「本物?」と識別してしまう。
逆にいうと、怪我や病気で見た目や泣き声が変わると「仲間」と認識できない。

人間は複雑な脳を持ったおかげで大量の情報を蓄積し、それらを効率的に結びつけることで生きている。
暴力的な単純さで言いきれば、コンピューターだって情報の蓄積という分野においてはひけをとらない。
しかし「曖昧さ」を持たない分だけ、コンピューターは人に追いつけない。
0と1だけでは解けない問いがあるから。
人はいつだって変化し進化し続ける。ココロもカラダも。
明日も明後日も、まったく同じ人間なんか存在しない。

人間というのは非常に忘れっぽい。
記憶できないわけじゃない。ただ忘れっぽいだけ。
失うわけじゃない。ただ忘れっぽいだけ。
そして忘れていけるから、曖昧だからこそ生きていける。

恋愛感情なんていうのは、忘れっぽさの真骨頂。
良いところを思い出して悪いところを忘れるときは「好き」、その逆は「嫌い」
全ての情報を記憶してあるのに、曖昧に必要な部分だけ抽出される。
この曖昧さが恋愛を特別な感情まで押し上げる。
そして曖昧さが充分に機能している恋愛ほど甘美に燃え上がり、その幸せを実感することが出来るんだ。

稀に、ココロが曖昧さを許さないときがある。
相手の好きなところも、嫌いなところも、全て記憶して全てを日々思い出す。
押し寄せる波に呑まれ、引いて行く潮に翻弄される日々。
辛く切ない恋愛。

それでも、僕らは曖昧な世界に生きている。

自分が曖昧でいられなくても、相手はやっぱり曖昧に生きている。
喜びと悲しみは連なり、スパイラルとなって巻き込み、深くココロに刻み込まれていく。

残された曖昧さは「時」だけだ。
きっと「時」が少しずつ記憶を薄れさせてくれる。
傷ついたココロを曖昧にしてくれる。
きっと相手の良いところだけを思い出すようになる。

曖昧な二人になれたなら、素直に好きと言えるかもしれない。
確立は天文学的に低いだろうけど。
何しろ僕らの認識してる世界は曖昧だ。
未来にどんなことが起こるかなんて、誰にも解らない。

毎日違う夕日を、毎日同じように美しいと感じる曖昧さのなかで、僕はそんなことを考えていた。

だから僕は、これからも曖昧に生きていく。




ちなみに、何度いわれても番組終了時間を守れないのは、脳に障害があるせいだ(笑)