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数年前に買い集めたジャンク蒸機数両の内のひとつ、鉄道模型社製と思われるC62です。
手元に届いた時点で破損が進行していまして、やる気が萎えてしまいレストアをずっと後回しにしていました。
再びレールの上を走らせてやらねば!と先日思い立ちまして作業を始めた次第です。
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破損している部分をざっと見てみましょう。
目立つのはデフの外れと曲がり辺りでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c5/e15b58957a52f070405ef7ac39acf757.jpg)
台枠とボイラーを留めていたネジとナットは輸送時の衝撃で外れていました。
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シリンダー周辺で目立つのは少し控えめな作りのモーションプレートでしょうか。
ここは別の物に置き換えたいですね。
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モーターも載せ替えます。
従台車が特徴的な取り付け方だったのですが、ここは他社製品と同様の方法に変更してみます。
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テンダーですが、C62に似合わないので丸ごと別の製品の物に交換します。
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と言う事で作業開始です。相変わらず途中の画像は少なめで・・・(汗)
追加・交換パーツは薄めの味付けとし、運転会でトラブル無く走らせられる事を目標として作業を進めます。
まずはテンダーから。
部品取りとして用意したヨネザワ製のC62玩具(ダイキャスト製)から持ってきました。
割と正確に作られている様で、いくつか部品も流用しました。
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プラ製の床板と一体で成型されていた台車も使えそうなスタイルでしたので、糸鋸で切り出しプラ板で枕バリを製作し活用します。
車輪はトミックスの分売パーツです。
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テンダーにはケーディーカプラーと平底テンダー後部ステップ(エコーモデル)のみ追加しました。
車軸には集電用の燐青銅板を当ててあります。
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ボイラー側も加工しましょう。塗装を落としてある部分が加工箇所となります。
デフは一旦外して板金修理をし手すりとステーを追加。
フロントデッキ端梁は上下方向に大きかったので成形しました。塗装を落としたらなんと銅製でびっくりです。
煙室戸は安達製、前照灯は珊瑚模型のLP403、フロントデッキ下のステップはエコーモデルのデッキステップ一般型です。
好みで取り付けたスノープローはエコーモデル製で、取り付け座を自作して連結器と共締めにしてあります。
加減弁は真鍮線を貼り付けてあっただけでしたので、ウィストジャパンの加減弁セットで立体的にしました。
キャブ下にはエコーモデルの密閉キャブ下ステップのみ追加してあります。曲げてしまい易い部分ですので取り扱いには気を使いますね。
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台枠周辺です。
モーターは秋月電子で売っていた12V小型モーターに乗せ換えました。
モーターホルダーを自作し台枠後部にネジ止めしてあります。
モーションプレートは前述のヨネザワ製の物から切り出した物に交換しました。
見えない部分ですが、台枠と動輪の軸受けとの隙間が大きいようで各々の動輪のがたつきが激しかった為、t0.3の真鍮帯板を各軸受け後方に差し込み動きを制限してあります。
以上の加工が終わった所で油分をシンナーで拭き取り、マルチプライマー・黒色の順に吹き、乾燥後にモーターをゆっくり回しながらタイヤ部分の塗料を若干拭いました。
何となく黒染め車輪っぽく見えるので気に入っています。
ロッド類も軽く黒を拭き取り、金属の地肌の輝きを主張しすぎないようにしました。
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再塗装をしてめでたく完成です。
まずはぐるっと一周。C62っぽく見えるでしょうか。
ナンバーはだるまやの全機収録の物から24号機を選びましたが、特定番号では製作していません。
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真横から。
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取付方法を変更した従台車です。
従台車の元々の取付方法がF級電機の中間台車風な取り付け方だったので、アームを自作して第三動輪の後方から支持する方式にしてみました。
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ビフォー・アフターでお楽しみください。
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運転会に持ち込み、某氏の客レをお借りして試運転です。
長時間の運転と長机特有の反りによる凹凸にも耐えたのでめでたく試運転完了・無事出場としましょう。
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先日完成したラジコン化ポイント付近での撮影です。
こんな風景をリアルタイムで見たかったですね!
以上。