表題の通り、今回はオハネフ25を上野駅への推進回送専用に加工していきます。
毎日見られた光景も今は昔、模型の世界だけになってしまったのは寂しい限りです。
加工については多くの方々が様々なスケールでやってらっしゃるので、それらを参考にさせて頂きました。
それでは始めましょう。
車体と床板をバラします。
数ヵ所の爪で固定されていますので車体を僅かに広げつつ外していきます。
車掌室と貫通路のパーツは尾灯とテールサインのレンズを引き抜けば外れます。
床板側を見てみます。
一番奥に尾灯・テールサイン用の小さなLEDが見えます。
これは後で撤去ですね。
貫通扉をくり抜きます。
ホロ枠をガイドにして当たりを付け、トライツールやカッターで周囲を掘っていきます。
焦らず何度も工具を往復させ、少しずつ掘るのがポイントでしょうか。
車体を傷つけないように作業するので神経を使います。
何とかくり抜けました。
扉も再利用出来そうで何よりです。
失敗したら鉄顔コレクションから持ってくるか自作しようと思っていたのでラッキーでした。
ややいびつな所もありますが成型すれば何とかなるでしょう。
ヤスリで仕上げてみました。
周囲の小傷も含めてタッチアップ塗装をすれば大丈夫でしょう。
貫通扉は渡り板の表現が不要なので、他に影響の出ない程度に削り落としておきます。
車掌室周辺のパーツの加工です。
鉛筆で記入した斜線の部分が不要なので切り落とします。
尾灯のレンズは青線の位置でカットし、後に車掌室パーツへ固定します。
不要な部分を切り落とした後は、t0.3~0.5のプラ板で貫通路を作っていきます。
この辺は現物合わせで切ったり貼ったりです。
時々車体にはめ、隙間のないよう合わせていきます。
車掌室周辺のパーツの加工が終わりました。
床板側との高さ合わせで貫通路の床に斜面がありますが致し方なしです。
なるべく目立たないよう一番奥に斜面を配置しましたが果たして結果は・・・?
裏面も見てみましょう。
車掌室のパーツと作製した貫通路床板が面一になるようにするのが加工のポイントでしょうか。
以上、次回へ続きます。
続きはこちら。
「16番・カトー製オハネフ25(北斗星)の上野駅推進回送仕様への加工 その2」