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地方私鉄の留置線や工場の隅に置いてありそうな謎の廃車体を作ってみました。
余った鉄コレ車両の有効活用について考えていた際の産物です。
前照灯はパーツが無かったのでプラ棒からそれっぽく作りました。
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下準備として、パンタグラフを無理矢理折りたたみます。
ただしそのままでは集電舟の形が良くないので、一旦切り離してから再度接着しました。
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シートはアルミホイルを使いました。
この後バターとシメジを加えオーブンで焼く、という事はしちゃ駄目です。
適当なシワが出来るまで数回試しましたが、なかなか思い通りのシワが出てくれないので諦めました。
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フジモデルのシールプライマーを吹き、
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下地としてGMの10番・黒を吹き、
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黒を意識しつつMrカラー38番オリーブドラブ(2)を乗せ、
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Mrカラー27番機体内部色を屋根上を中心に軽く吹いた後は、
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再度Mrカラー38番オリーブドラブ(2)で落ち着かせます。
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仕上げに艶消しクリアーとウェザリングマスターで味付けして完成です。
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若干風を受けて窓枠などが浮き出ている感じに見えれば幸いです。
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妻面のシワをもっと研究したいところです。
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「あの奥にある車両ってなんだろう」
とワクワクしながら電車区を覗きに行っていた頃を思い出しますね。
以上!
“廃車体または保留車両”の製作とは、どんなものなんだろうと考えましたが、予想しない展開に驚きました。
シートがかかっている車両は、廃車車両以外でもありますが、いずれのものも模型ではあまりお目にかかることはなく、いいものを見せていただいて感謝です。
こだわりの点や、色合いもとてもすてきで楽しませていただきました。
話は変わりますが、一つ前の節分祭(秩父神社)の記事も、楽しく、また勉強になりました。伝統的なイベントもいいですね。
いつも、楽しい記事をありがとうございます。
今回は、覆い被さるシートの製作の練習も兼ねていたりします。
無蓋貨車やトラックの荷台のシート等にも利用できそうです。
こう言った類いはミリタリー関係のモデラーさんが得意そうな分野かもしれませんね~。
秩父神社のお祭は、やはりこれは模型の事がいつも頭にあるしょうがない性格なので、周辺の建物や街並みの資料集めも兼ねて行ってきました。
歴史のある町の街並みと伝統的なお祭で、模型製作の気合とやる気も充電完了です。