G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

フアランポーン駅じゃないバンコクの駅へ行ってみよう

2009年06月21日 | タイ国鉄の旅
行き慣れたフアランポーン駅ではなく、チャオプラヤ川沿いにある2つの駅へ行ってみました。

1つはマハーチャイ線(メークローン線)のWong wian yai駅、もう一つは南線のThonburi駅です。
双方共にBTSや地下鉄では行けませんので船やバス、タクシー等に頼る事になります。
今回はバスを乗り継いで2つの駅をハシゴする事にしました。
(2007.11月)




スタート地点はSukhmvit通りAsok駅界隈。
まずはWong wian yai駅を目指して出発です。
DACO社の「バンコクバス路線図」を参考に乗るバスを検討します。

調べると流石に直行できる路線は無い模様。
ただしフアランポーン駅前で1度乗り換えればWong wian yai駅近くに行ける事が判明。
25、40、501番辺りでフアランポーン駅を目指します。
(今回利用したのは40番、料金は8B)




Rama4通り・フアランポーン駅前で下車して次なるバスに乗り換えです。
Wong wian yai駅はタークシン大王像のロータリー付近にあります。
従ってこのロータリーを通るバスであれば問題はありません。
という事でDACO社の「バンコクバス路線図」を開いて調べると、4・7・85・172・529番辺りが使えそうな雰囲気。
ちょうど来た85番に乗りタークシン大王像を目指します(料金は8B位)

この85番バス、チャイナタウンを突き抜けて左折した後にチャオプラヤ川を渡り、
まっすぐタークシン大王像に向けて進むので安心でした。
(画像はチャイナタウン)




85番バスはチャオプラヤ川を渡るとPrachatipok通りを南下し、
タークシン大王像のロータリーを過ぎてまっすぐTaksinn通りに入ります。

タークシン大王像を過ぎ、Taksinn通りに入ってすぐの歩道橋付近で下車すると
道の反対側がWong wian yai駅となります。

画像は歩道橋を渡ってWong wian yai駅側から見たタークシン大王像(中央)




Wong wian yai駅は通りを歩いていると緑色の案内板が出ているのですぐにわかります。




この看板もポイントです。




案内板のある路地を入るとその先には・・・。




Wong wian yai駅がありました!
単線の一面だけのホームで、片隅に駅事務所と待合室があるだけの小さな駅です。




間違いなくWong wian yai駅です。




来た方向を振り返ると・・・屋台だらけ。




時刻表です。
こんな小さな駅でも結構頻繁に列車が来るみたいです。
この線に乗っていけば有名な、市場の中に列車が突っ込んでいく駅に行けるらしいのですが
今回は時間の都合でパスです。




少し先へ進んでみましょう。
線路脇には平行して道路と店が続きます。
中央は知らないおじさん。




また振り返る。
駅のホーム上も屋台だらけ。




だいぶ先まで同じような状態のようなので適当な所で引き返します。




駅入り口側を見てみます。
架線が無いので実に開放的で、線路の上だけ空が広いです。




線路周辺とは逆に、一歩脇道に入ると屋根と屋根に覆われた狭い裏通りになります。




迷路状に道が入り組んだ下町の様子。

洋服を縫ってる工場があったり、パソコンに熱中する少年が見れたりと興味深かったのですが
迷子になると嫌なので間違わないうちにこの場を後にしました。




てな訳で次の目的地、Thonburi駅を目指します。
タークシン大王像のロータリー周辺からですと、57(若干遠回り)・149・177番バスが使えます。
タークシン大王像の周りをグルっと回ってPrachatipok通りへ歩きます。




最初、タークシン大王像ロータリーからPrachatipok通りへ入ってすぐのコンビニの前でバスを待っていたのですが、
いい速度で曲がってくるバスにアピールし辛い為、もう少し先まで歩いて次のバス停で待つことにします。
ここならば直線ですのでバス運転手からも見え易い事でしょう。

しば~らく待ってやっと149番が来たのでそれに乗車(料金8B)




DACO社の「バンコクバス路線図」によると、プランノック通りから左折し、
シリラート病院を右手に見ながら進んだ先の川の手前がThonburi駅らしい。

川ってどれだろう?と外を見ているうちに大きな橋を渡り始める。
こりゃやってしまったかな?と思ったら案の定眼下にThonburi駅。

慌てて停車ブザーを押すも橋を渡ってからだいぶ過ぎた所に停車。

もしThonburi駅へ行く人が居たら、プランノック通りから左折して
直ぐにブザーを押すように教えてあげてください・・・。




さて、気を取り直してThonburi駅の方角へ戻ります。
橋のたもとが127番バスの始発点なんですね~。
と言ってもこれに乗ってしまうと郊外に向ってしまうのであまり用事は無さそうです。




地図を見ている癖に全く気が付かなかったのですが、
この橋のたもとって王室御座船博物館があったんですねぇ。




なが~い橋を渡りつつ1枚。
ランボーがストリートファイトをやってそうな雰囲気。




橋を半分くらい歩くとヤードが見えてきました。
これが目的地のThonburi駅です。




解体された機関車と留置された貨車が怪しい雰囲気を醸し出しています。




機関庫も見えます。




駅全体が見渡せるポイントです。
左端の屋根がある所が駅本屋。




さてこの写真を撮影していた場所なのですが、ご覧の通り橋の上で、
なおかつ歩道があったり無かったりする場所です。

しかも、地上に降りる階段がどの場所にもある訳ではないので道路を横断する事になります。
交通量がそこそこ多いので横断の際には十分な注意が必要です。
車のスピードも乗ってますし。




何とか道路を横断して反対側に辿り着きました。
画像は元々Thonburi駅があった場所で、今は工事の最中です。




橋を降りて駅へ向う事にします。
ゴミ捨て場と駐車場を抜けて線路際まで来ました。
後ろに見えるのが渡ってきた橋です。




ちょうどディーゼル機関車の入換作業中でした。




蒸気機関車の静態保存車両もあったりします。
構内にお邪魔しないと近づけない雰囲気。
ナンバーは950。




入換していた機関車はずっと先まで行ってしまいました。




好ましいスタイルの3軸機関車。
専用線とかに居そうなタイプです。




Thonburi駅に到着。




駅本屋周辺はこの様になっています。
売店ももちろんありますよ。




ホーム先端まで行くと、先ほど入換していた機関車が列車の先頭に立っていました。




出発信号機はなんと腕木式信号機。
渋すぎる・・・。




ホーム先端から脇道を通りぐるっと回って駅前に出る事に。
この小道を抜けて左に曲がれば駅前広場に出られます。




駅前の車寄せが見えました。
遠めに見てもこじんまりした駅です。
タクシーも数台見えます。




駅の発車時刻表も参考にどうぞ。




駅前には大きな市場がありました。
日中はほとんどの店が閉まっています。
店先で寝ている人、夕方に向けての仕込が忙しい人など様々です。

この市場を抜ければ橋のたもとに出られるので、そこからバスで帰る事にします。

ちょっと遠回りになりますが、177番バスに乗りPhayathai通り・MBK前へ移動。
(料金は16B位・エアコンバス)





MBK前まで来ればもうどんな手でも帰れます。
BTSのNational stadium駅の下から48番バスでSukhmvit通りAsok駅界隈へ戻ります(料金8B)

以上、駆け足で2駅を回ってみました。
する事無いな~と言う暇な1日があったら是非どうぞ。




オマケ
エラワン・ブームErawan Phumのある交差点の大渋滞。
全て止まっています(汗)


以上!

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