東北線の北の終端駅Nong khai駅からバンコクへ約12時間の旅 その2
2007.11月
その1はこちら
Nong khai駅の出札窓口
16:50の時点で私が乗る18:20発の列車は入線していました。
既に乗車している人も居ましたが、あまり早く乗るのも何なので駅構内の散策と買い物等をする事に。
自分の乗る車両を確認。
韓国製の2等寝台車(冷房付)です。
ちなみにNong khaiからバンコクまで、運賃と寝台(下段)料金を含めて758Bでした。
信号所を覗いてみます。
テコがずらっと並んでいる。
発車時に鳴らす鐘です。
なかなかお洒落な発車シーンですね。
駅名の石板には隣国ラオスの案内が既に刻まれていました。
開通したらぜひ乗ってみたいですね。
駅構内も駅前同様とにかく広いです。
17:20
客車に機関車が連結されました。
これが今回乗車する18:20発の70列車、バンコク行き15両編成です。
車内に乗り込んで車内の見学と食事にします。
通路は上段に上る梯子と荷物置き場でやや狭い印象。
洗面所は石鹸も置かれて清潔なステンレス製。
床にはゴミ袋も備えられています。
※食事中の方すみません
トイレは洋式と和式の2種類があります。
紙も完備されていますのでご安心を。
手洗い場も付いています。
これが良く分からないのですが、何故かシャワーが設置されています。
尻用のホースは別にあるのに・・・謎です。
そうこうしている内に太陽が沈みました。
この雰囲気、好きです。
発車30分前ともなると少しずつ慌しくなってきます。
落ち着いた所で、駅前で買った串焼き5本ともち米で食事にします。
食堂車も連結されていますが、屋台の煙に誘われて買ってしまった次第。
食堂車利用に関して発車後に知ったのですが、係員が注文を聞きに来て自分の座席まで運んでくれるそうです。
次回は利用してみたいですね。
こちらは餅米(カオニャオ)。
細長いタイ米スタイルのもち米ですが、食べ易く好感が持てます。
18:20、定時でNong khai駅を発車
発車後に車掌が検札に来たら、早々に寝台の準備が始まってしまいました。
慌しい感じですが、もう食事も済ませてしまったのであとは寝たり起きたり適当に。
19:20
Udorn thani駅
21:14
Khon kaen駅
余談ですが、いつ頃なのか分かりませんが、
ある時間を過ぎると貫通路の扉に紐がかけられ、自車以外には行き来出来なくなるようです。
防犯上の理由と考えられますが、私の居た席からトイレまで遠くなってしまったので少し残念でした。
4:26
どこの駅か不明
3:30頃に目が覚めた時に外を見た所、もの凄く広い川か湖の上を走っており、
今まで揺れて走っていたのにその時だけは揺れが収まっていました。
後に調べたら巨大な湖の上を橋で縦断する部分でしたので、恐らくそれで揺れが止まっていたのでしょう。
5:43
これも駅名不明
この頃になると列車が遅れている可能性があるので駅の特定が難しいです。
5:59
たぶんDon muang駅
6:25
恐らくBang sue junction駅の最北端
ディーゼル機関車の機関区がありました。
6:29
日の出です。
6:31
この跨線橋が見えれば間違いなくBang sue junction駅。
徐々にフアランポーン駅に近づいて来ました。
相変わらずの線路脇。
ツインタワーホテルが見えれば着いたも同然。
ポイントを渡りに渡って随分端に来ました。
到着は3番線。
6:58
定刻より遅れる事30分、遂に到着です。
列車後方の座席車からのお客が多くごった返しています。
さすがターミナル駅と言ったところでしょうか。
一晩走り続けた機関車です。
寝ずの仕事お疲れ様でした。
7:03
こんなに構内が広く見渡せる事も珍しいかも。
止まっている列車がほとんど居ませんでした。
7:05
朝のフアランポーン駅の待合ホール。
どことなくけだるい雰囲気が漂っています。
横のフードコートで朝ご飯を食べて次なる目的地に向う事としました。
今回利用した2等寝台(下段)は強烈なエアコンの寒さも無く助かりました。
以前北線で個室を利用した時は、あまりの寒さで凍えて腹を下しましたが今回は大丈夫でした。
ただやはり車両の揺れは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
人によっては寝られないかも・・・。
私の場合は嬉しくて興奮してたのであまり寝ませんでしたが(笑)
以上。