放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

プラチナバンド700/ 900MHzは、ドコモとイー・モバイルに割り当てるべきではないか。

2011年11月05日 23時16分00秒 | 意見

イー・アクセス決算、千本氏がソフトバンク孫氏に「遺憾」


イー・アクセス(イー・モバイル)の四半期業績発表の記者会見で、千本会長が、プラチナバンドの獲得を争うソフトバンクにかみついた。「ソフトバンクの記者会見では、あたかもソフトバンクに割当先が決まったかのような発言があり、すでに工事に着手しているとされた。もし割り当てられなかった場合には国に対して損害賠償するとしている。それはまあいいとして、我が社にも言及されていて、イー・モバイルはデータ中心の会社だからいらないだろうと、全く余計な話だ。これは立場を明確にしたい」と話した。


 


また、NTTドコモが800M/2G/1.5G/1.7GHz帯で合計140MHz幅を、KDDIが800M /2G/1.5GHzにUQコミュニケーションズの2.5GHz帯(WiMAX)を合わせて120MHz幅を、ソフトバンクが2G/1.5GHz帯に加え て、2.5GHz帯でA-XGP、さらに1.9GHz帯でPHSを合わせると104MHz幅を使っている現状が紹介された。


 


イー・モバイルは、1.7GHz帯の30MHz幅のみである。


 


実際に計算してみた。


 


 



<colgroup><col width="101" style="mso-width-source:userset;mso-width-alt:3232;width:76pt" /> <col width="128" style="mso-width-source:userset;mso-width-alt:4096;width:96pt" /> <col width="164" style="mso-width-source:userset;mso-width-alt:5248;width:123pt" /> <col width="102" style="mso-width-source:userset;mso-width-alt:3264;width:77pt" /> </colgroup>
































  総保有帯域(MHz) 1回線あたりの帯域(Hz) 総回線数
ドコモ 140 2.36 59,341,700
au/ UQ 120 3.44 34,896,000
ソフトバンク/ ウィルコム 104 3.35 31,079,100
イー・モバイル 30 8.38 3,579,000

 


 


イー・モバイルは、1回線あたりの帯域に余裕はあるものの、30MHzは少なすぎる。


一方、大手3社の中で1回線あたりの帯域が逼迫しているのはドコモである。


データ通信速度でauが最速であるという調査結果も頷けるところだ。


ソフトバンクは基地局の増強で品質の向上を図れる可能性がまだ残されていると言っていい。


 


プラチナバンド700/ 900MHzは、イー・モバイルとドコモに割り当てるべきではないか。



映画1911観る価値なし。

2011年11月05日 16時09分00秒 | 疑問

映画1911観る価値なし。


 


辛亥革命が舞台になっていて孫文が主人公になっていますが、単に革命を礼賛する為の中国人による中国人の為のプロパガンダ映画です。


しかし、表現が意外に穏やかなところに迷いがあります。革命は成果だが、革命はもう起こしたくないのかもしれません。


日本人が観てもあまり意味が解らないと思います。東映は何を考えて配給を決めたのか疑問です。


宣伝文句にあるスペクタクルも普通です。


ジャッキー・チェンの出演も無駄です。ファンを楽しませてくれるシーンは1か所しかありません。


 


そもそも中国人は孫文を尊敬していない。それが映画1911がプロパガンダ映画と考えられる一番の理由です。迷ってはいるますが?



国際教養大学・学長 中嶋嶺雄氏の【正論】辛亥革命の今日的な意味は何かが秀逸である。中嶋氏の言葉を借りれば、 『孫文の「三民主義」は、一方、蒋介石統治下で独裁体制を強いられてきた台湾の多くの民衆にとっても、80年代末の李登輝総統の出現によって、自由・民主・均富という「現代の三民主義」が実現するまでは、無関係なスローガンであった。実際、李登輝氏自身、辛亥革命や孫文については、全くといっていいほど語っていない。』である。



台湾人がイメージする『自由・民主・均富』とは、どうやら日本の事の様です。


 


革命によって幸せになった人はいるのでしょうか。フランス革命以来、数々の革命が起こったが、実際にはどれも革命後の世界は惨憺たるものでした。惨憺たる世界が現在に至るには艱難辛苦があったわけです。



歴史はが革命家を教えるのもいいですが、現代社会構築の為に艱難辛苦をなめた人々を讃えること忘れてはならないと思います。