福島県産の桃をスーパーで購入したところ小さなリーフレットが入っておりました。
ちょっと惜しいのです。
「私達は、もも・なし・りんごでこんな取り組みをしてます。」
「交信攪乱剤により、果樹園での害虫の
後尾をさまたげ、繁殖をおさえるもので、
人への影響がなく、環境にやさしいものです。」
少し予備知識のある方なら、交信攪乱剤の利用が一般農薬のような毒・劇薬でないと解り、減農薬による安全な農産物を提供しているのだなと判るでしょう
しかし一般の消費者にはどうでしょうか?詳しい情報はこちらなどのURLの表示も十分ではありません。
交信攪乱剤とは性フェロモンのことで、害虫とされる蛾などの虫が、フェロモンで「交信」を行い、交尾のきっかけをつくり、繁殖していることを利用し、虫を偽の性フェロモンで誘導し、繁殖を抑えて、一般農薬を減らすことに繋がるものです。
詳しくは、JA福島へ→ www.shinfuku.jp/pheromone.html
交信攪乱剤・性フェロモンが本当に「環境にやさしい」かどうかは議論の余地がありますが、一般農薬が減り、安全な農産物が出来る事はいい事です。
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