放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

象嵌と表記すべきでは。

2010年04月21日 00時37分19秒 | 常識

象眼(象嵌)工芸の技法ので、一つの素材・木地/地金に異質の素材をはめ込むものである。読んで字の如く、象(かたどる)嵌(はめる)である。


 


何故か、産經新聞さんでは「象眼」を用いている。


 


 


象嵌を検索すると  298,000件ヒットし、象眼を検索すると 84,200件ヒットする。


 


意味から考えても明らかに象嵌が正しく、またインターネット上の用例でも象眼はかなりマイナーな熟語である。


 


産經新聞さんが常識的な新聞なら、象嵌を用いて欲しいものです。


 


嵌が常用外であることは解りますが、JISコードも拡張され、世の中はユニコードの時代です。今更常用漢字にこだわる必要もないと思います。



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