日本人は新型インフルエンザをどの様に捉えているのでしょうか?
神戸に住む叔母が激怒していました。
叔母は毎年墓参りや法事を兼ねて、今頃帰省します。既に飛行機のチケットの手配を済ませていた叔母に実家から「今年は来てくれるな」と電話があったそうです。叔母は大量にお土産を買って、楽しみにしていたわけですが渋々これを受け入れ、チケットをキャンセルしたそうです。会社や団体組織ならば、いざ知らず。個人レベルでの過剰な反応に叔母は激怒したわけです。
新型インフルエンザは、季節性インフルエンザよりも感染力は強いものの、その病原性は同程度と分析され、感染後の対策も判っていて、特効薬の備蓄も十分です。無論感染するのは嫌ですが、日本で感染しても死ぬことは先ずあり得ないでしょう。
季節性インフルエンザの感染は問題無くて、新型インフルエンザは問題だということでしょうか。
日本人にはこのような冷静な判断ができないのでしょうか。
これはケガレなのかもしれません。
感染拡大地域の住人は感染していなくても、ケガレた奴らなのかもしれません。
これこそ風評の原因です。
日本人のケガレ信仰にはいい面もあります。それは生活が衛生的であるということです。悪い面に働いた場合は困ったものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます