放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

なぜ英文ワープロにスペルチェッカーが必要なのか?

2011年05月21日 18時17分00秒 | そういえば

ひさびさのエントリーとなってしまいました。


 


産經新聞の「英語貧国」シリーズ、いい記事ですが、自虐的ですね。


 


誰の英語が貧しいのかわかりませんが、英語を使う機会がなければ英語学習しても(特に日本人は)効果が上がるはずもないですし、英語を使う機会の多い人は英語が上手です。外資系企業に勤めて海外の人とかかわりのある業務をしていれば自動的に英語力がつきます。それだけの事ではないかと思います。


英語を使う機会がない人の英語力が貧しいとしても致し方のないことですね。


 


フィリピン人を活用した英語学習を取材していますね。いい考えです。


実は筆者もフィリピンにお世話になった一人です。仕事で2年赴任し、英語力が向上しました。


韓国人が見出したやり方のようですが、触れられていないので、少し補足すると、韓国は準キリスト教国で、クリスチャンが多く、キリスト教国のフィリピンとは元々交流があります。韓国はお受験でギスギスしているので、逃げてくる人もいます。フィリピンは安全な住宅にはお金がかかりますが、生活費が安く、ホワイトカラーの人件費は日本人の6分の1以下なので、安上がりです。


 


いつも感じることですが、英語はやっかいな言語です。その大きな特徴は、スペルと発音が一致しないことです。ラテン文字という表音文字を使っているにもかかわらず、発音からスペルを、スペルから発音を作り出すことが難しい言語です。ネイティブスピーカーでさえスペルを間違えます。英文ワープロにはかなり初期の段階からスペルチェッカーが搭載されていました。映画スーパーマンでクラーク・ケントは新聞社に勤めていますが、同僚の記者が、記事原稿のスペルミスを指摘される場面があります。これはアメリカ人で文章書くことが仕事の新聞記者でもスペルミスはよくあることであることがよくわかります。


 


ましてや英語からもっともかけ離れた言語日本語を母国語する日本人ですから、英語が覚えにくいのは当たり前です。


 


日本で英語がビジネスになるのはよく理解できることです。


 



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