国道107号は、岩手県西和賀町内の錦秋湖(ダム湖)で法面に複数の亀裂が見つかったため5月1日から通行止めとなっており、1か月以上経過した現時点も解除の見通しは全く立っていません。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/5/3/96117
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01036/
西和賀町にとっては岩手県の他地域と行き来するためのメインルートのため、並行する秋田自動車道の北上西IC~湯田ICの相互間を通行する場合に限り、5月4日から国道107号の通行止め解除まで無料で通れるような措置をとっています。ちなみに、秋田自動車道やJR北上線は錦秋湖の対岸をトンネルで通過しているので問題は全くありません。
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/tohoku/2021/0504/00009758.html
一方、不通区間にある「道の駅錦秋湖」は休業を余儀なくされています。
https://michinoeki.nishiwaga.biz/
岩手県のサイトで通行止め区間の現状と復旧に向けての情報が公開されていますが、
https://www.pref.iwate.jp/kennan/kita_doboku/1043155/index.html
6月初めの時点では「現場付近の法面変状の観測体制が構築でき、ボーリングなどにより調査を行い、これらの結果を踏まえ復旧方法の検討を始める」段階です。したがって、片側交互通行が可能になるまでも相当の時間がかかりそうです・・・