水温:10度
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今日は、(公財)広島市農林水産振興センタ―が生産された稚アユのうち、太田川漁協が引き取った後の余剰アユの放流を行いました。
広島市さんが、『太田川産アユ・しじみの資源再生研究会』事業の一環として今年度も実施されています。
この余剰アユの放流は今年で12年目です !!
この時期のアユ達は河口付近で動物プランクトンを食べて育っているので、西区の旭橋あたりの太田川放水路に放流しました。
水産課の職員の方が、塩分濃度計で測定され、ほぼ広島湾内と変わらない塩分濃度でした
この稚アユ達が太田川放水路を上って、太田川へ遡上してくれることを期待して、運搬のお手伝いをしています。
2t・4tトラックの出動です
ボールに入れてトラックまで運びます
隣の水槽には、番号札付きの『ガザミ』がいました !!
親なのかな!?
水産振興センターさんでは、アユの種苗だけでなく、マコガレイ、アイナメ、ガザミ、ワカメなども育てられています。
今日、放流の稚アユたちです
約0.5gの稚アユ29.7万尾と約0.9gの稚アユ14.9万尾をトラックに積み込み、放流しました
合わせて44.6万尾放流しています
今日で水産振興センターのアユは、すべて旅立って行きました
アユの育成を担当されたセンターの職員さんも最後のアユ達が心配で一緒に見送りに来られていました
余剰アユの放流効果調査を水産課の職員さんが実施されています。遡上時期に、大芝水門近辺において、投網による採捕を実施され、どのぐらいの割合で余剰アユが含まれているのか、調査をされています。年度によって割合が違いますが、必ず余剰アユが遡上に含まれているので、効果があります
元気に遡上してくれると信じています
養魚場のアユ達は、順調に育っています
えさ食いがとても良いそうです