R0002825
昨日の続きです。
本日はもう少し詳しくご紹介します。
まずはメーカーの簡単な説明から↓
L'EPEE⇒
本国サイト
1839年フランスで創業。現在はスイスに本社をおく老舗メーカー。
1976年にコンコルド機内の時計に採用されたのは有名な話です。
MB&F⇒
本国サイト
2005年創業のハイパークリエイティブ集団。
コンセプトを開発することに専念しています。
今回のStarfleet Machine(スターフリート マシーン)はレペ社創設175周年モデルです。スターフリートとは宇宙艦隊を意味します。MB&F創立者のマキシミリアン・ブッサー氏のデザインコンセプトで、レペ社がそれを製造しました。私としてはかなり衝撃的な組み合わせで、発表時からかなり気になっていた時計です。異色のコラボレーションですよね。
スターフリートには2種類あり、今回ご紹介するライトバージョン(SS)とダークバージョン(ルテニウム処理のSS)です。
ライトバージョン87台とダークバージョン88台の計175台限定で、それぞれ同価格の430万円+税です。
機能としては、3針+パワーリザーブ表示と非常にシンプルです。
ちなみにパワーリザーブは40日間ですよ。
ムーブメントをアップで撮ってみました。かなり綺麗な仕上げになっていますが、これは真鍮をパラジウム処理しています。
レペ社のクロックは腕時計のムーブメント同様、人工ルビーを仕様しているのですが、これがシルバーの中に映えてすごく綺麗です。ちなみに合計48石も使われていますよ。クロックという感じでは無いですね。
これが特徴的な文字盤で、ドーム型(ブラックドーム)になっています。それに沿うような形で長短針がつけられています。この針は全て手作業で研磨されています。
実は秒針は2本のレトログラード針になっています。
20秒の間隔でクロスしてジャンプしますよ。
こちらが、パワーリザーブインジケーターです。
手仕上げのアークで枠組みされたドームインジケーターは、270°回転しエネルギーの残量を表示します。
表示の仕方は1つのバーが8日間を意味しますので、5つのバーがMAX40日間という訳です。ですので画像の表示からすると32日以上はもちますね。
また、横にあるレーダーアンテナも270°回転しますよ。
使用方法も至ってシンプルで、ひっくり返してこのようにゼンマイを巻きます。
そして時間合わせは、ゼンマイを巻き上げた同じ鍵で、真中の青丸印(画像処理)の箇所で行います。
このように台座には鏡が設置されていますので、ムーブメントの裏側まで見て楽しむことが出来ます。
また、時間合わせの際も鏡を見ながら設定します。
風防ガラスは研磨したプレキシガラスで、高さは約25cmです。
Starfleet Machine(スターフリート マシーン)
サイズ:21cm×29cm
パワーリザーブ:40日間
限定数:175台(ライト87,ダーク88)
\4,644,000(税込)
是非店頭でご覧ください。
http://www.h-oyaji.jp/←林時計鋪Web通信もご覧ください。
林時計鋪
〒514-0028
三重県津市東丸の内19-6
TEL/059-228-3079 FAX/059-228-9948
E-mail/h-tokeiho@h-oyaji.jp