ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
国内入荷が非常に少ない1966パラジウム入荷致しました。世界限定199本。
この時計2010年発表で、当時弊社には1本のみの入荷でしたのでコレが2本目です。
現行品センターセコンドのシルバー文字盤よりも暗めの文字盤です。
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
ケース径は38mmです。
このサイズは現行品ではセンターセコンド18KPGと18KWGのみです。
148万円+税で当時の値段ですので、現行品の金額からすると20~30万円程安いイメージですね。
スモールセコンドこそ9時位置にありますが、全く主張しないデザインがイイですよね。
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
1966の特徴は美しさです。
文字盤はドーム型で、針はリーフ針、全体的に柔らかい印象です。ジャガー・ルクルトやパテック・フィリップに多くみられる直線的なドーフィン針とは印象が違いますよね。尾錠に至るまで非常に美しい曲線が特徴です。
さらに、この時計を見ると美しさは文字盤だけでは無い事がよく解ります。ケースの形状です。何回も繰り返すようですが、このケースは美しい。ラグを短くしているのもイイですね。是非色んな時計のケースを見て頂きたいです。当然ながらメーカー、モデルによって形は異なりますが、年代やモデルライン(価格帯)によっても結構違いがあります。
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
そして中身の美しさも重要です。
特にこのメーカーは機械の仕上げでは業界でもトップクラスで、非常に細かい手仕上げが特徴です。
ローターは18KPGですね。
GP03300-0039
振動数:毎時28,800振動
パワーリザーブ:46時間
ジラール・ペルゴ 1966 Ref.49526-79-131-BK6A
最後になりましたが、パラジウムについて少しご説明をします。
そもそもパラジウムとは、金、プラチナ、銀等と同じ貴金属です。柔らかい銀白色の金属で合金として使用される事が多いです。時計業界ではプラチナはだいたいPt950つまり95%がプラチナです。残りの5%にプラジウムが使われています。さらに、18KWGでは75%が金、25%がパラジウムです。
宝飾業界ではメジャーですが、時計業界ではそれ程聞く事はありません。稀少品であるプラチナの代替え的な言われ方をする事も多いです。また、比較的価格が安定している、金、プラチナとは違い価格の変動も結構大きいです。
ちょっと面白いデータがあります。金、プラチナ、パラジウムの2010年と2017年の年間平均価格(グラム)です。
金:2010年3,650円、2017年4,942円
プラチナ:2010年4,865円、2017年3,804円
パラジウム:2010年1,674円、2017年3,482円
金の高騰はご存知の通りですが、プラチナは結構安くなっているんです。そしてパラジウムですが、2010年つまりこのモデルを発表した年に比べ2倍以上になっているんですよね。さらに、最新の2018/2/23の情報ではプラチナ3,813円に対してパラジウム3,958円です。パラジウムの方が高いんですよね。
ジラール・ペルゴ 1966
Ref.49526-79-131-BK6A
限定数:199本
ケース材:パラジウム(Pd950)
ケース径:38mm
ケース厚:8.62mm
防水性:30m
¥1,598,400(税込)
本日はたくさんのご来店ありがとうございました。
明日もご来店お待ちしております。
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