2014年は「時計」に関するフレーズを耳にする、機会の多い年であったかもしれません。
皆さんもご存知「妖怪ウォッチ」に「Apple Watch」。対象者は違うにしても、世間を賑わせたには違いありません。
「時計」の存在を認識するという意味で、我々としては嬉しいコトでありました。
さてや「時計」の未来。
世代格差による腕時計に対する概念の違い。
巨大化する時計メーカーのシステム化における、消費者との温度差。
充実しながらも、どこかで各々が無責任を掲げているのも実感するところです。
全ての分野において、デジタルが主になる事は誰の目にも明らかです。
しかし、かと言って、アナログが皆無になるという事も、これまた主が人間である限り不可能だと考えます。
そもそも、人間が主と考える事で歪みが生じているのでしょう。
共存とバランス、と書けばよいでしょうか。
機械式時計のモノとしての温かみや、アナログの心地良さみたいなものをお伝えできればと想います。
人間に血が通っているかのように。
来年、林時計鋪125年目を迎えます。
早速ではございますが、2月頃から多くメーカーが値上げの様子です。
新年からまた襟を正し、お待致しております。
今年一年ありがとうございました。
新年は3日より営業です。
2015年も火曜日定休(祝日は営業)にてお願い致します。
来年もヨロシクお付き合い下さい。 林時計鋪一同