ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
改めてみると凄い時計。勿論イイ意味でです。
そもそも全くメジャーなブランドではありませんが、一昔前のスイス時計というか。。何か完成しきっていない時計。
業界の速い流れとは違いマイペースに時計を製作しているような。最近のモデルはそうではなくなっていますが。。
文字盤のカラーや、機械精度、操作性等個体差があります。これ単純に言ったらクオリティコントロールが出来ていないと言えるのですが昔はそんなものでした。こんな時計メーカーがあっても良いかと思っています。
このディプロマットも最近の原点回帰の流れで出てきたモデルと思いきや多分そうじゃないです。過去のアーカイヴという意味ではそうかもしれませんがが、オルリーク、アイゲン、パヴーク等も同じで以前から淡々と製作されてきました。
最近はトップが変わったりして今っぽい時計を製作しているみたいですがそこにあまり魅力は感じませんね。また、構造的なところで今後本国から仕入れると驚く程今より高くなってしまいますので、この価格(¥440,000)で販売できるのは今だけだと思います。因みにここ数年何度も他社は値上げを繰り返していますが、プリムは値上げしていません。むしろ2015年日本に上陸した当初よりも今の価格の方が安いです。
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
1950年から60年代くらいの独特な文字盤デザイン。当時流行っていたやつです。PPのジルベール・アルベールみたいな感じですね。
さらにベゼルも古い。こちらはRXのエンジンターンドみたいです。
細かい事ですが、日付けディスクが何故か黒。これも以前よくありました。90S頃?のPPノーチラス3800コンビを思い出してしまいます。ただこれは、単に黒文字盤用の日付けディスクを合わせてしまっただけだと思います。
さらに細かい事ですが針、インデックス(12時、6時)の内側が夜光では無く黒。これはRXミルガウス1019のインデックスみたいな感じです。
現在、原点回帰モデルが増えていますが、このデザインのこの組み合わせの時計は流石にありません。多分これは狙っている訳では無いのでそこが面白いと思います。
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
機械は金メッキです。これも最近は珍しいです。プリムもメッキ無しムーブが最近主流ではありますが混在しています。これはたまたま金メッキなだけです。
因みにこのcal.98は自社製ムーブメント(自動巻き45時間パワーリザーブ毎時21600振動22石)で、調速脱進機の一部パーツはスイス製ですがそれ以外は自社製です。あと、ケース、文字盤、針も自社製です。さらにサファイアクリスタルもスイス製ではなくチェコのボヘミアンガラスです。
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
ディプロマット DIPLOMAT Ref.PR.DPA.40.WH
店頭で久しぶりに見たら良く見えてきました。
ディプロマット DIPLOMAT
Ref.PR.DPA.40.WH
ケース径:40mm
防水性:50m
¥440,000(税込)
林時計鋪
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