時計に限らずですが、「似合っているか」これはとても重要なことである。
最近のファッション雑誌を見ていると、中年層?いや”オヤジ”をターゲットにした物が目立つ。ファッション誌以外も然りである。
これはいわゆる”団塊世代”を意識した流れだと想像できます。
当然中身はそれ相応のモノが多い。
デザインも然る事ながら、質が高い。たっぷりと使われたカシミヤのセーター、極細の生糸を使った綿シャツ。これ等はカシミヤを使ったというだけで低価格を謳うモノや単なる普通の綿シャツとは、異なる。
イイ物を見ていると小生如きでも欲しくなります。
だが、似合わないのである。
時計も同じです。
店頭で目を奪われる時計の中に、どうしても自分の腕の上にイメージ出来ない時計がある。
未だ”似合わない”のです。
とても悔しい気持ちになるのですが、これはやはり人生の山・谷を越えてきた云う”オヤジ”でないと似合わない。
だから、もう、ヤケッパチ、世の中のオヤジへ。
・・・速く忘れさせてください。