ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
ヴィンテージ1945の金無垢です。
これは綺麗な時計ですね。
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ケース径33mm程に収まった角時計って珍しいです。
しかも文字盤のバランスも凄くイイです。
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湾曲したケース形状が特徴の時計ですが、さらにケース厚が10mmを切っているのも凄いです。
Ref.25835からリューズを薄くして、ケースに収まるように設計されています。こうする事でケースの縦のラインが綺麗に見えます。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
SSケースの針インデックスはシルバーですが、金無垢ケースの場合針インデックスはゴールドです。これが基本ですね。
さすがに金無垢はオーラがありますね。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
文字盤を拡大するとこんな感じです。
シルバー文字盤はうっすらと縦のヘアラインがはいっていますね。一般的にサンレイ仕上げは丸型の放射線状のものを言いますが、このように縦に仕上げているのは、角時計だからでしょうね。
もう一つのポイントは日付け表示です。表現しにくいですがモカブラウンのような色です。因みにSSケースモデルでは黒になっていますよ。この時計をWeb検索してみるとメーカーさんの画像が出てきますが、それをみると完全な赤なんですよね。文字盤に赤色を使う事が多いメーカーですので、秒針の
60同様日付け表示も赤にしそうなものですが…。イイ意味違和感を感じました。
正面から撮ると立体感を感じられませんので角度をつけて撮ってみました↓
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
何か違和感があります。特に6、8なんて文字盤に影が写ってますから。これは文字盤がフラットではないからです。数字の裏の中心部に足が出ていて、文字盤の穴に差し込んでいく為植字と言われますね。
また、秒針のダイヤルに異常に角度がついているのも分かって頂けると思います。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
針は直線的なドーフィン針です。角度がつけてありますが、これも手作業で慎重にカーブがつけられています。
また、日付窓の角度を見ても文字盤の立体感を感じて頂けるのではないでしょうか。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
尾錠タイプもございますが今回はDバックルです。当然ここも18KPG製ですよ。
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cal.GP03300-0035
直径:25.6mm
厚さ:3.2mm
部品数:218個
石数:28石
振動数:毎時28,800振動
パワーリザーブ:約46時間
この時計の場合ムーブメントの薄さは非常に重要になってきます。機械が厚ければ当然ケースも厚くなりますので、着け心地に影響してきます。自動巻きで3.2mmというのは超薄型と言えますね。
ローターも18KPGです。ローターのコート・ド・ジュネーブ、その他のペルラージュ仕上げはスイス時計の伝統技法で、ジラール・ペルゴではこれを丁寧に手仕上げしています。さらに面取り仕上げも行っていますよ。
機械の設計見た目にも気を配っているのがこのメーカーです。普通自動巻きローターの下には切り替え車が見えるのですが、それが全く見えない構造になっています。また、軸周りのベアリング等も見当たらず、非常にスッキリとしたデザインになっています。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945 Ref.25835-52-121-BACA
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Good!
美しい時計です。
ヴィンテージ 1945 VINTAGE 1945
Ref.25835-52-121-BACA
ケース径:33.30×32.46mm
ケース厚:9.66mm
防水性:30m
ラグ幅:22mm バックル幅:16mm
¥2,397,600(税込)
林時計鋪
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