2004年のロジェデュブイ「レディース トゥーマッチ」USED品のご紹介です。
こちらは弊社販売品ではありませんが、国内正規販売店様で販売された時計です。
この年代のロジェデュブイについてはご紹介したいと思っていたところでした。
今回はレディースモデルですがまたメンズモデルもご紹介出来ると良いのですが。
とにかくこの年代のロジェデュブイには良い商品が多いです。
勿論現在のロジェデュブイも非常に質の高い時計を作っているのですが、この年代はデザインの方向性が今と全く違います。
ロジェ・デュブイ
カルロス・ディアス
3年前に79歳で死去したロジェ・デュブイ氏ですが、彼は1938年スイス(ヴェヴェイ)に生まれました。1953年にジュネーブ時計学校に入学しました。その後ロンジン、パテック・フィリップ等で時計師として活躍しました。1980年、独自の工房を開きアンティークウォッチの修理や複雑時計の開発や製造を行いました。
そして、1995年カルロス・ディアス氏と出会いロジェ・デュブイを設立しました。
初期のロジェ・デュブイを語る上で重要なのがデザイナー兼社長のカルロス・ディアス氏です。彼は1956年ポルトガル生まれで、15歳の時にフランスに渡り大学で政治学を学びました。その後イタリアで政治学の博士号を取得、高級ファッションメーカーを経営していました。1980年頃アンティーク・ウォッチの収集を始めその後ロジェ・デュブイ氏と出会いました。
今回ご紹介の商品もそうですが、当時のロジェ・デュブイの商品は1モデル28本限定で且つ全製品ジュネーブ・シールを取得しています。
例えばこちらのトゥーマッチだと3サイズ展開で文字盤のバリエーションは結構多かった思います。
その中でもこちらのマッチモアにも採用された文字盤は非常に良いデザインだと思います。1920、,30年代を意識したモデルですね。
因みに1996年丸型のオマージュと角型のシンパシーが発表され、1999年マッチモア、そして2000年にこのトゥーマッチが発表されました。
縦22mm横30mmという小ぶりなサイズですがこのようにきちんとカーブをつけ装着感を考えています。
ケースは18KWGで尾錠も18KWG製です。
手巻きcal.RD54も勿論ジュネーブシールを取得しています。
現在レディースモデルでここまで作りこまれた商品は殆ど無いと思います。そもそも手巻きムーブメントを搭載する事が稀です。
当時この商品で150万円くらいしていたと思います。
非常に完成度の高い時計だと思います。
ベルトが特徴的ですが手首に巻くと凄くイイ感じですよ。
状態ですがケース全体に傷がありますのでケース仕上げをお勧めします。かなり綺麗になると思います。
また、中身はOHをしていませんのでOH後のお渡しとさせて頂きます。
付属品は全て揃っております。
何かご不明な点等ございましたら何なりとお問い合わせください。
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