昭和の思い出「豊後森機関庫公園」－大分県玖珠町

昭和9年、大分県玖珠町には久大本線完成に伴い機関庫が設置されました。

 

１．豊後森機関庫公園

久留米～大分をつなぐ久大本線の中間地点になる玖珠町は蒸気機関車の基地として大いに発展しました。

 

２．豊後森駅

豊後森機関庫公園は豊後森駅のすぐ近くにあります。

 

３．転車台と機関庫

転車台と扇方の機関庫、最盛期には最大25両の蒸気機関車が所属していました。

戦時中には米軍機の機銃掃射を受け、機関庫の外壁には弾痕も残っているそうです。

 

４．９６００型蒸気機関車

当時花形だったであろう機関車が展示してあります。

福岡県志免町の公園に保存されていたものを譲り受け、補修され平成27年より展示されています。

 

５．蒸気機関車の説明

この蒸気機関車は大正8年から昭和49年までの55年間も活躍したそうです。

昭和20年8月9日長崎に投下された原爆に被爆された多くの方々を載せ、救助活動に貢献したそうです。

 

撮影：ＣＡＮＯＮ　ＥＯＳ　M５