上海下町写真館2014

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応神天皇の産所だった「宇美八幡宮」:粕屋郡宇美町

2025-02-21 06:00:00 | 故郷の風景

宇美町にある「宇美八幡宮」は神功皇后が第15代応神天皇となる御子を出産した場所とされています。

古事記によれば第14代仲哀天皇は神託を信じなかったため急死され、神功皇后は神託を守り自ら朝鮮新羅遠征をおこない新羅・百済・高句麗を平定します。

その帰途、産気づき筑紫国に戻ってきて御子を生みます。その地を宇美と名付けたそうです。

 

1.宇美八幡宮

主祭神は15代応神天皇と母の神功皇后、

玉依姫命(たまよりひめのみこと):初代天皇神武天皇の母、

住吉大神(すみよしおおかみ):伊邪那岐命が禊をした際に海の中から生まれた3神、

伊弉諾尊(いざなぎのみこと):日本神話における創造神の一柱「国生み」と「神生み」の神

現在では安産の神とされています。

 

2.宇美八幡宮境内図

駐車場も整備されています。

 

3.元禄の鳥居

参道の入り口には大きな昭和の鳥居があり、次に元禄の鳥居があります。

 

4.御由緒書き

公子出産にまつわる由緒が記されています。

聖母宮造営の宝永3年は1706年となります。

 

5.社殿

本殿‣幣殿・拝殿となっています。

 

6.聖母宮

社殿裏の聖母宮。

安産祈願を終えた妊婦が安産祈願の「お産の鎮め」として小石を預かって持ち帰り、

出産後に別の石に子供の名前を書き一緒に奉納し、子の成長を祈願します。

 

7.湯方社(ゆのかたしゃ)と子安の石

境内には置ききれないほど小石が増えていきます。

 

8.湯葢の森(楠)

樹齢二千年以上と推定され、大正11年に衣掛けの森(楠)と国の天然記念物に指定されています。

ここで後に応神天皇となる公子が産湯を使ったとされています。

 

9.衣掛けの森(楠)

産衣を掛けた木が大木となっています。

 

撮影:CANON EOS  RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM


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