初秋のお出かけ：「平戸城下」散策-長崎県平戸市

１．平戸ザビエル記念教会

ポルトガル船が初めて平戸へ来航した１５５０年、伝道師フランシスコ・ザビエルは鹿児島から平戸を訪問し、藩主の許可を得て布教を始めました。
平戸ザビエル記念教会は１９３１年に現在地に建設されました。

２．４００年間続いた東洋の奇跡

江戸時代キリスト教禁止令が出された後も、信仰は密かに４００年間も続きました。
明治維新後、ヨーロッパでは「東洋の奇跡」と言われました。

３．保存される街並み

町の目抜き通りは江戸時代の街並みを再現しているようです。

４．英国商館遺跡

１６１３年にイギリス貿易が始まりました。

５．吉田松陰宿泊地

１８５０年、山鹿流軍学を学ぶため吉田松陰はこの地を訪れ、平戸藩家老の葉山佐内に師事しここ紙屋に滞在し数多くの書物を写し取ったそうです。

６．中国風「六角井戸」

日本式の四角や丸ではなく、六角形の井戸。詳しい資料が現存せず中国人の居住地だったのではなかったかと推測されている。

７．平戸温泉

足湯と腕湯が併設されている珍しい温泉。無料で休息できます。

８．オランダ商館

１６０９年に初めてオランダから貿易船が入港し交易を開始しました。
その後１６４１年に長崎港へ移転するまでの３３年間、我が国唯一の貿易港として栄えました。
１６３９年に建築されたオランダ商館は１６４１年に江戸幕府の命により取り壊されましたが、２０１１年に復元されました。

９．異国情緒

通りには異国情緒が漂います。

午後からは平戸島の更に北西にある「生月島」に渡り、東シナ海の荒波でできた絶景を楽しみます。

撮影：ＣＡＮＯＮ　ＥＯＳ５ＤIII　＋　ＥＦ２４－１０５ｍｍＬ　ＩＳ