命を奪うと言う観点からだと中絶は良い行為とは言えないだろう。
しかし生まれくる子の不幸が確定しているなら中絶も仕方ないと考えるのも1つの選択肢。
医療技術革新で後者が解る様になった事による結果であるが多少悩ましい。
でも一昔前の田舎ならこの様な子が生まれたら良い事言われない。
それこそ近所から(ネタにしてる自治会加入未加入如何に係わらず)
”あそこの子供は障害者”
”どっちかの親がおかしいんじゃないの”
こんな事言われながら生きていくのがオチ。しかも昔ならそう言った噂話をメシウマとしておかずにしていたのが現在の爺婆。これが古い日本の姿。
最終的には親御さんの判断如何だけどこの数値や行動共にトータル的に考えて出した苦肉の結果としてあえて賞賛したい。
出生前診断で異常発見し中絶、10年間に倍増(読売新聞) - goo ニュース
2011年7月22日(金)14:32
(読売新聞)
胎児の染色体異常などを調べる「出生前診断」で、2009年までの10年間、胎児の異常を診断された後、人工妊娠中絶したと推定されるケースが前の10年間に比べ倍増していることが、日本産婦人科医会の調査でわかった。
妊婦健診の際に行われるエコー(超音波)検査で近年、中絶が可能な妊娠初期でも異常がわかるためとみられる。技術の進歩で妊婦が重大な選択を迫られている実態が浮き彫りになった。
調査によると、染色体異常の一つであるダウン症や、胎児のおなかや胸に水がたまる胎児水腫などを理由に中絶したと推定されるのは、2000~09年に1万1706件。1990~99年(5381件)と比べると2・2倍に増えた。
調査は横浜市大国際先天異常モニタリングセンター(センター長=平原史樹・同大教授)がまとめた。