ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

雪崩事故に

2017-04-04 05:36:28 | 日記
栃木県で発生した雪崩事故で高校生や引率教師が亡くなられた件で
毎日少しずつ新しいニュースが出ている。

知れば知るほど「何で?」と思ってしまう。

1・吹雪いているにもかかわらず中止しなかった。
2・先頭の教師は冬山経験がない新任教師だった。
3・事前に生徒たちに計画を説明していなかった。
4・責任者は無線機から離れていて、緊急の連絡がつかず雪崩の現場にいた教師が
山を降りて連絡するまで事故を知らなかった。
5・地元の救助隊員が「近寄らない場所」と行っているほど危険な場所なのに
「絶対安全」とか言う意識を持っていた。

まだまだ他にもあるかも。

それにしても、緊急の無線連絡ができず救助要請までに1時間近い時間が無駄になってしまったようで
それが何とも悔しい気がする。
もともとそんな危険なところへ人様の大事な子どもたちを連れて行くのもどうかと思うのに、
もっと早く救助要請ができていたら、助かった子もいたかも知れないのに。
責任者は無線機放置して一体何をしていたのか?

外へ出て双眼鏡で(たとえ吹雪いていようとも)訓練中の子どもたちを見守る気持ちも
なかったのか?
吹雪いていたのなら雪崩が起きなかったとしても、はぐれてしまうということだって
起きないとは限らない。そもそも吹雪の中で大人数で行動するって危険な行為じゃなかったのかなあ?

それを「絶対安全」と思っていたとか。

普通の危機意識があれば起こらなかった事故ではないかと思えて仕方がない。
ああ言う場合、「中止する」事が生徒さんたちにとっては一番記憶に残る大切な判断になったかもしれないのに。

自然相手に「絶対安全」なんてあり得ないという事を最も知っているはずの
山のベテラン教師が何人もいたはずなのに、強く中止を言う先生もいなかったのか、
それとも責任者の意見に渋々従ったのなら言葉もない。