ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

地震?

2018-06-24 03:10:33 | 日記
最近の空を見上げると地震雲の花盛りで、恐ろしさを感じる。
大阪の地震で亡くなった小学生の事を思うと、気の毒でならない。
防げたはずなのに、東北や神戸や新潟の地震の教訓が全く生かされてなかった事が悔やまれる。
他人事にしてはいけないのに、真剣に対処しなかったから助かるはずの命をみすみす失ってしまった。
行政はもっと災害のKYTに真剣になってくれないと困る。本当に無責任極まりない。


ネットでも何やら地震の話が飛び交っているらしく牛子が目の色を変えて準備をしている。

数年前までの自分を見ているようだ。

「車に荷物積んどいた方がいいかな?」

そうだね。

「水はこれでいいかな?」

いいら。

「哺乳瓶はこれで足りるかな?」

使い捨てのがあったじゃん。あれがあれば後は2ー3本でいいら。

「仔牛のミルク用のお湯と水も入れ替えとかなくちゃ。」
「ミルクも一缶用意したし、パックのもあるし。」

そうだね。

「おしゃぶりは5個あればいいかな?」

そんなになくてもいいって。

「でも帰れんと困るじゃん。」

大丈夫だって、火事にでもならなけりゃ取りに戻ればいいって。

「お湯沸かすものがないなあ」

私の山用を一個あげようか。

「いい。」

なんかあっても婿さんの実家に避難すればいいじゃん(歩いて3分)。庭が広いから火を焚けるし、
炊き出しが出来ちゃうよ。

今の時期なら蚊取り線香は要るよね。

「そだ!小巻ちゃんは玄関に用意してベビーカーと一緒に出せるようにしとこ。」

「私ねえ、最近すぐに逃げれるように靴下履いてスリッパも近くに置いて寝とるだよー。」
「お母さんも靴とか用意した方がいいよ。」

そう言えば、裸足で履ける柔らかい靴を買ってあったけが、どこにしまったかなー?

そこまでやっとれば地震は来んら。

「ううん、お母さんが『地震が地震が』って言っとる間は来んけど、最近言わんくなったもん
怖い。」

確かに最近の私はあまり「地震が地震が」と言わなくなったが、まあそれは牛子が家を出た事もあるし
ある程度の準備もできているというか、自分が準備してきたものを一部牛子に譲った事で
呪縛が解けたようになった。
牛子は逆に子どもを持った事で自分を追い詰めているんじゃないかと思うほど「地震」
という言葉に敏感になっている。しかし、ヘッドランプをどこかへ無くしたままだ。
これが一番重要だというのに。

「お母さんはどこへ避難するの?」

あたしはアパート前の駐車場で車避難だよ。シートも作ってあるし新しい車もハッチバックだで
シートを張り巡らせせてテントみたいにしようかと思っとる。ポールも2本ならあるし。
ただ、食料が足らんで買わないと。トイレットペーパーは半年分あるし、簡易トイレも2人で4ー5日なら
なんとかなるし、雨水貯めて使えば水洗トイレも少しは流せる。ベランダには日切れのミネラルウォーターが結構たくさんあり、生活用水として使える。むろん、ポリタンクも洗って見えるところに置いてある。

なんか恐ろしくなってきた。

一級河川の豊川を超えて仕事に行く婿さんの事は頭に無いようだ。

婿さんの避難荷物は作ってあるの?会社から帰れん時用に車に色々積んどいた方が。

「大丈夫、自分で色々やっとるみたい。」

ふーん。そうは思えんけどなあ。機会があったらちょっと言ってみよう。


それよりあんた!仔牛をここに寝かせとくと危険だよ!震度7とかだと
動けんよ。逃げる前にガラス戸が倒れて仔牛の顔がガラスで傷だらけ、っていうか仔牛の命はないよ!
場所を変えなさい!

そんな話を昨日もしたばかり。