の続き。
役所仕事と向き合うとき、
悪徳組織と向き合うとき、
相手の口から出てくる言葉は、聞きつつも、聞き流しましょう。
口から出てくる言葉は後に残らず、
そもそも言っている当人すら、
何ら責任感を感じずに、口を出鱈目に動かしている恐れすら、
ある。
「デタラメな口」には、
文書での回答を要求することが、上策。
文書には、名義人に責任を課す上、
相反するかもしれない口を予め塞ぐ効果があるから。
さて、
近時の「デタラメな口」の実例は、
静岡県知事の口。
リニア中央新幹線のトンネル本体工事の準備工事の6月着手を静岡県の川勝平太知事がJR東海側との会談後に認めないと発言したことについて、JR東海は29日、改めて知事の真意を文書で県に照会した。県が明らかにした。文書は宇野護副社長名で、7月3日までの回答を求めている。
文書での回答を求めた理由は、明白。
悪徳組織・静岡県のトップたる静岡県知事に、
「リニアの工事、認めます」という踏絵を、踏ませるための初手。
準備工事を巡って、JR東海の金子慎社長と川勝知事は6月26日、県庁で会談。金子氏が数回にわたって、非常口付近の樹木伐採などの着手可否を質問したが、知事はその場では明確な回答を避けた。会談後、知事は記者団の取材に対し「本体工事と一体であり、一切認められない」と従来通りの考えを述べた。
JR東海側は、静岡県知事の相反する「デタラメな口」を見て、
紙の戦争に持ち込めば、
勝算アリ、
と踏んだのでしょう。
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