需要が極めて限られているから。
激辛ソースの新商品が出たとしても、誰も気にも留めない。
さて、
九価HPVワクチンの医薬品としての承認を批判する
「出来レースの承認」
に、
たとえ九価HPVワクチンを承認したとしても、広く使われことはない(予防接種法に基づく定期接種対象にならない、なったとしても誰も打ちたがらない)、という見込みが立ったからこそ、この時期の承認となったのでしょう。
承認されないまま売れない状態では、国vs製薬会社の構図。
しかし、承認後に売れないならば、は製薬会社の自己責任。
この承認には、厚労省が製薬会社に引導を渡した、
と当方は評価
とコメント。
九価HPVワクチンに対する薬機法に基づく承認に対して、
批判の声はある。
が、当方は、積極的勧奨(行政指導)の差し控え(差し控え)とセットで見る限り、
九価HPVワクチンに対する薬機法に基づく承認は、
厚労省による
「九価HPVワクチンの事は、もう見放した。九価HPVワクチンが売れるかどうかは、製薬会社の自己責任だ。」
という突き放し、のニュアンスが濃い。
言い換えると、
「それ、泥船だけど、航海に出てもOK。
助け舟? 出さない。」
という残酷な承認。
関連
この意見はおかしい。本当に #HPVワクチン の積極的勧奨が再開されるだけのエビデンスが「出揃っている」ならば、まず説得すべき相手は副反応検討部会および安全対策調査会(いずれも科学者集団)であるはずです。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 3, 2020
なぜ科学者同士で必要な議論をスキップして、マスメディアを脅しにかかるのでしょうか? pic.twitter.com/BtURmhndXX
無い袖は振れぬ。
製薬会社も、厚労省も。
だから、
「副反応検討部会および安全対策調査会」
は動きようがない。
そもそも、
九価HPVワクチン
と
四価HPVワクチン
とでは、添加剤に大した差異はない。
10年ほど前に勤務していたクリニック外来での光景。
— ななや (@nanaya_voice) August 4, 2020
母親に無理矢理連れられてHPVワクチンの2回目接種に来た女子高校生。身体を張って大声で泣き叫びながら接種拒否しました。注射嫌いというより、前回の注射の痛みは経験した事ない恐怖だったそう。
あれは少女の生体本能が抵抗したのだと思ってます
HPVワクチン接種率80%のイギリスでワクチン接種世代の25〜29歳の子宮頸がん発症率が54%上昇。
— こりこ (@korimaru0206) September 4, 2020
理由は検診の参加が過去最低の記録に達したため。
子宮頸がんを予防するためのHPVワクチンの臨床試験を検討している新しいレポートは、ワクチンの効果についての疑問を提起した。https://t.co/lAfEI8nhyn
無い袖は振れぬ。
製薬会社も、厚労省も。
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