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PKOは実は、イレギュラーな存在。或いはWHO版PKOとしての「非伝統的な資金源」

2020-05-28 17:53:46 | 国際政治
PKOとは、株価維持操作、、、ではなく、平和維持活動。
国連憲章42条が想定していた国連軍の枠組み(軍事参謀委員会が関わったり加盟国と兵力提供協定を結んだり)が、休眠状態。
しかし、停戦監視を含む平和維持のために各国の軍事組織を動かす切迫した必要性(具体的には、スエズ運河でドンパチ)。
なのに、国連軍を動かすはずの安保理は米ソにらみ合い。
こういう国連憲章の想定から乖離した状況下で、

苦肉の策として、

PKOが生み出されました(スエズ動乱の第一次国際連合緊急軍が最初)。
PKO活動に関する予算は、国連予算とは別枠で設定。
費用分担の割合は、途上国軽め、安保理常任理事国多め。国連分担金とは比率が異なります。

ちなみに、このPKOを編み出したLester Bowles Pearsonは、後にノーベル平和賞受賞。 


さて、国連の専門機関WHOはそもそも、各国分担金だけではまともに動けません。書類仕事だけではなく、現場での活動が求められるので。
なので、長年にわたり、プロジェクトを立ち上げ、プロジェクト毎に資金を募り、人員を動かしていました(プロジェクトにはビルゲイツの財団が深く関わっています)。

仔細は
が詳しい。資金拠出者の比率、よく覚えて下さい。

2020年、新型コロナウィルス対策のため、莫大な予算と人員を動かす切迫した必要性に迫られてます。
そもそも、新型コロナウィルス対策は、既存のどのプロジェクトともマッチしません。
しかも、WHO内部は米ソ、もとい、米中にらみ合い。

こういうWHO創設時の想定から乖離した状況下で、

苦肉の策として、

WHO財団が生まれます。


PKOの再来を予感させるWHO財団を、村中璃子は、


と。
ちなみに、WHOが抱える既存プロジェクトの中には、製薬会社によって組成された組織からの拠出金で成り立っているプロジェクトがあります。
そのプロジェクトでは、ワクチンを大々的に扱っています。
村中璃子のキャリアは主に、ワクチン売り込みに費やされています。

村中璃子にとっては、WHOに対する製薬会社の影響力低下を危惧しているのでしょう。

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