自粛警察vs政府
という構図となれば、
政府が新型コロナウィルスの感染を促進させている、
という印象を与える。
……ルソーは、人の自己保存を基底にして、
(社会契約論を含む)思想を組み立てた。
社会契約が果たされないとき、そのことを
人は秩序の空白として察知し、
自己保存のために、秩序の空白を埋めようとする。
新たな社会契約を作り出す過程として
もし、政府が秩序の空白を作り出そうとするならば、
人々は、自己保存のために、その秩序の空白を埋めようとする。
と同時に、政府に対する不信が、蓄積されていく。
(宰相の健康問題が浮上する時期に、特に避けたい蓄積。)
自粛警察vs政府
という構図ではなく、
政府が自粛警察を上手く手懐ける構図
を目指すべき。
さもないと、
政府への信任が損なわれうる(政権交代では回復困難な程度に)。
言うまでもなく、情報流通規制は使えない手段です。
近隣住民・医療従事者からの口コミは、オフラインで、あっという間に広まるから(当方は過去、記事にその一端を書きました)。
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追記
このうち28人は10~30代で、同じ都内の民間企業の従業員だった。この企業では、全従業員約100人がオフィスビルのワンフロアで働いており、今回の28人を含め計50人ほどの感染が確認されているという。
東京の新規感染確認は256人 20~30代が6割超
こういうケースでの法的責任の検討(当該企業の株主・取引金融機関・取引先(オフィスビルの賃貸人を含む)による検討を含む)すら、妨害されるならば、
政府の存在意義すら疑わしくなる。
(ていうか、どのビル?)
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