理論先行技術について思うことの 補足

2009-05-24 | 自然科学
数式は、

数値⇒数値の写像です。

これがなかったら、何も予測できないし、コントロールできません。
とは言はないけど、
これがあると、なんでも予測できるし、コントロールできます。
実際は、多くの事象に対して、これがないことが多いのです。
だからって、数式表現を諦めるかどうかです。

例えば、脳科学を脳科学者の経験的な自然言語表現の集合と看做す
だけだと、
脳科学を応用技術化することは難しく、できたとしても
脳科学者の現象の解釈依存性が非常に大きい技術となり、
ましてや、人の明日の行動を予測したり、人の行動をコントロールする技術
に至っては誕生しないと思います。

これは、逆にできると怖い技術ですが。
逆に、人の脳の関数を数式表現できた暁には、その怖いことが実現します!!

例えば、技術が成熟すれば、専門家の解釈依存度がすくなくなり、
ものによってはうれしいことにも悲劇にもなり得るのではないか
ということが、なんとなくですが、想像されます。

技術は、理論によって、普遍化、応用化、されるので、
最後は人間の感性というものに社会を守らせることが大事なはずであるとすると、

技術による安心は、
人間の感性を劣化させるリスクを伴って、
どこかでいつのまにか買ってしまっている可能性があるのではと思えます。

皆さん覚悟してご注意を!・・・と思っているわけです。

自分で書いていると、思わぬ方向に考えが展開してしまった・・・・

この方向だと、
反理論先行の思想による技術も豊かさを持ちえることまで
言えてしまいそうな気がするが・・・・またいつか、ちゃんと考えよう!
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