くじ運・・・・・・人生に一度は よい風が吹いてくるものの用である。
かねてから くじ運はあまり いいとはいえない 私であるが、
其の年は違っていた。
でぱーとで買い物輪したついでに 景品の三角くじを引いたら 3,000あたった。
特定の地域でおこなわれる小額のくじは まあ確率的に当選するから どんなに
くじ運かわるいといっても たまにはあたるだろうさ。
帰宅途中に 投げなく 買っておいた くじわ調べていた。すると1万円のあたり九時になっていた。
其のころから 何かついてるなあという うきうきした気持ちがしていた。
給料日に宝くじ売り場で行列ができていた。当時はまだ億単位ではなかった。
鐘が入ったばかりだから 気分も順調だ。3万円購入した。これは大変な事をした。
家が近ずくにつれて なんといってごまかそうかと 悪知恵を働かせ
飲み屋の勘定を払ったということにした。
何日が過ぎて 其のときの宝くじが仏壇の引き出しに入ったままになっていたのに
気がついた。当選してるとかしてないとか 全然考えてもいなかった。
銀行の窓口の検索にかけてもらった。
行員の女の子が「すみません。ちょっと応接室まで」と案内された。
なんだ。何がおこったのだ。暫くして男性の職員が現れた。
「おめでとうございます。高額賞金です。」1,000,000
の札束を 呆然と見ていた。いろいろアンケートを書いた。
其の日、妻に告白して全部没収された。誠に惜しいことわした。
そして、クレも地被いたころ、再び私の姿は銀行検索のところにいた。
女の子が無非常に残念そうに「一文字違いでした」8と3のとり違いで
わたしは最高使用金60,000,000から見放された。其のときは残念というより
ほっとした気持ちだったが、
後々になって60,000,000の人生が熱田のだなあと懐かしく思う。
そのご宝くじから遠ざかった。