昨日、今日と過ごしやすい涼しい日が続いていますね。
写真は、日盛りに木陰が恋しくなるような暑い日に撮影しました。
「日盛り」とは太陽が強く照りつける時間を言いますが、夏の季語でもあります。
夏の午後、一番暑い時間帯のこと。
季語と言えば俳句です。
私はお花の写真を撮るようになってから、「写真と俳句って似てるなぁ」と考えるようになりました。
写真は構図や光が大切です。
すばらしい景色に出会っても、視界に入る物を全部説明するのは難しい。
その景色のどこに感動したのか、どの色にトキメイたのか、自分の感性で切り取ります。
俳句は、五・七・五、たった十七文字の中での表現。
見たもの全てを説明するのではなく、やはり自分の視点で切り取って表現する世界。
例えば上の写真。夏木立を主役にするのか、夏草に注目するのか。
同じ景色でもその人の視点次第!アイデア次第!
そして、写真も俳句も、素人でも簡単にできるけど奥深い、という所も似ていると感じています。
携帯電話で簡単に撮れるし、いいカメラがあれば何となくプロっぽく撮れてしまうからこそ、
個性的な感性が大切になってくる。
私の写真の技術は、本当にまだまだですが、「今日、何に感動したのか」だけは覚えていたいと思っています。
その小さな感動の積み重ねが、個性的な感性を作っていく・・・のかな。そう思いたい!
こういう事って、仕事にも通ずるとも思います。
ルーティンワークでも自分なりの工夫を施してみたり♪ 会議で人と違う意見を言おうって常に心掛けたり♪
そんな事の積み重ねが、新しい仕事を生み出す元になっていく☆
いきなり新しい事はできない、自信ないっていう人は、たぶん「いきなり」だから。
毎日、自分なりの何かを探して、ちょっとずつでも感性を磨いていきたいものです。
今日は、木陰のような涼しい記事を書きたかったのですが、
なぜか熱くなってきてしまったので、このへんで(・・。)ゞ