朝、お弁当の支度をしていると
カウンターの向こう側から
「ねえ、電話かけてくださいね」と、
テレビを見ながら食事中の義母
「はい」
「ねえ、電話かけてくれんでしょ?」
「はい」
「ねえ! ○○さんっ!」
☝ 嫁=私の名前
「‥‥‥ はい ‥‥‥」
さっきから返事してんだけど!
朝から すっごい気分悪い!
”電話” というのは、荷物の集荷のことです 📦
そもそもは ‥
過日、義母が 親類に野菜類を送ろうと
最寄りの郵便局に持ち込んだのですが、
小さい局だったのでチルド便不可でした
荷物、既に冷やした状態だったので
義母に変わって 私が大きい郵便局へ
持ち込むことになりました
だって、私が出先から戻ったら 玄関先で
「○○局に持ってったらよ、
取り扱ってねーって言われて
○○局か○○局に持って行くか」
「集荷に来てもらうんだらばって
電話番号 書いて寄こしたんだわ」
何ちゃかんちゃ あーだこーだ始まったら ‥
‥ 「持って行きますよ」ってなりますよね?
「あー、そお? じゃあ、頼むね」
いつものことながら、一事が万事 この調子 ‥
それから数日後となる昨日の夜
夫が帰宅したようだったので階段を下りていくと
義母が受話器を手に、何やら慌てていました
「ちょっと!これ!わかんねーから出とこれよ!」
「何だよ、俺だって帰ってきたばっかりなのに」
面倒くさそうに電話を代わった夫でしたが ‥
「時間外だから自動音声になってんだよ、
案内の通りに 数字を押せば いーんだよ」
「そんなの わかんねーよ!」
「直接話すなら明日の9時以降だってよ」
「なーんで!まーた電話しなくっちゃなんねーんけ!
明日 取りにきてもらいてーだけなんだけど!」
自動音声なんか わかんねーだ、面倒くさいだ、
ホント、帰宅したばかりの夫も災難なことです
「‥ 明日の朝、私が 電話しますから ‥」
「あ、そお? かけてくれんだね? あ、そお」
今回は2個口なので、集荷依頼するそう、
たかが電話ですが、義母がらみは憂鬱です ‥
以上が、今朝の会話の布石となります
そして今朝、8時50分ころ ‥
お風呂掃除を済ませたら9時過ぎるからー
そしたら電話すればいっか ‥
掃除を済ませ、お風呂場のドアを開けたら
脱衣所を出たところの廊下から
「電話してくださいね!」
言われなくても するから!
コールセンター、かなりの呼び出し音のあと
ようやくオペレーターさんと通話できました
義母、早い時間帯を希望していましたが
お盆等の集荷で込み合っていて、
早くとも1~3時になってしまうそうです
義母に伝わるよう、それとなく復唱 ‥
嫌そうな表情です (それが最短なんだってば!)
しぶしぶOKな感じで、それでお願いしました
お昼少し前 ‥
「アタシ、出かけなくっちゃなんねーんだけどさ、
1時前に荷物詰めて置いとけばダイジだよね?」
お知り合いの家に遊びに行くそうです ‥
「送り状 書いて 貼っとっからさ」
「金も一緒に置いとっから、これ、小銭
溜まっちったから こっから出してくれっけ」
‥ レジでなく、屋外や玄関先でのやり取りに、
小銭って、なるべく避けて差し上げたいところだけど ‥
その真逆を行くんですね、 クワバラクワバラ
1時前 ‥
テーブルの上に荷物が2つあります
はい、送り状も貼ってありま ‥ す、けど!
住所が途中までしか ‥ 番地が 書いてないー!
以前の送り状から見つけて書き足しましたよ
よく見たら、品名も ‥ 書いてないー!
中身は ‥ 多分、“野菜”でいいのでしょうね ‥
1時15分ごろだったでしょうか、
集荷の方に、お願いすることができました
4時過ぎ、義母 ご帰還
「ぃや~、○○さんのハナシ面白くってよ~!
みんなで大笑いだよ~! アーッハッハ!」
集荷のこと、完璧に忘れてる ‥
‥ と思ったら、
夕飯の支度時、急に思い出したようで
「あ、すみませんでしたね~」ですって
因みに、お支払いに10円硬貨は使わなかったので、
私のお財布の100円硬貨と交換しておきました ‥