息子(小2)のブログが更新されました .........
はーい、こんにちは。
ハーゲンダッツといえば、200円位の高きゅうアイスです。
○○○が食べたことあるのは、バニラ×2・コーヒークリーム×1
ストロベリーバナナ×1・チョコレートブラウニー×1 です。
けっこう食べましたが、中で一ばんおいしかったのは ストロベリーバナナです。
あと、サーティーワンアイスクリーム、
スーパービバホームにあるので食べてみて下さい。
バイー。
‥ そう ‥ ケチケチ母ちゃんだからハーゲンダッツなんて そうそう買わないよ
柳刃包丁みたいな幽霊ではないか 夏井いつき
似て非なる季語たち
【季語の成分】 視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚・連想力
入選九句
寵姫ゆうれいの子を宿したるらし 宗澤美子
膝の猫の冷たくなりぬ百物語 吉田保呂
子を抱き幽霊掛け軸に戻る 渡辺 瀑
幽霊の襦袢に雨と乳の香よ 飯島白雪
幽霊の消えてピアスの穴に膜 板柿せっか
抽斗(ひきだし)に雲の幽霊飼うてをる 内田羊皐 (三席)
引潮や幽霊の列ゑんゑんと 森丘信行 (二席)
目を縫い潰したる幽霊に朝日が差して白い 川口誠司 (一席)
信長の百物語首五千 新納敦美
幽霊の指に力のありにけり 相原澄江
夏井いつきの季語道場
幽霊のそつと触れたる盆の窪
幽霊の盆の窪ぬるぬる
幽霊の盆の窪ずきずき
恐々と百物語つくもがみ 尼子騒兵衛
百物語床の香炉のつくも髪神
名句があれば新たな季語となり得る!
息子(小2)のプリント類を片付けていていると
間に「お手がみ」と書かれた紙が入っていました
ディズニーランドの プーさん宛のようです
富生さんって ‥ 何だかおめでたくていいですね
プーさん元気?
かえったら「チョコ」あげるね まってて!!
学校から帰ったらTDRに行くつもりなのでしょうか
それとも、プーさんが我が家にやって来るのでしょうか
木曜日は 『 プレバト 』 の日!
いつき組の云うところの プレバト ナイト
Oh yeah ~
は
「 夏の海とバス 」
‥さて 、早速 ‥
第5位 深き青はやる手抑え夏至日かな (35点)
夏至の海青し降車のボタン押す
どこに降車ボタンって書いてあるんだよ‥
最もわからなくしているのが 中七
何に対してはやっていて どんな目的で手を抑えているのか
何かカッコよく「かな」って詠嘆している
「はやる手抑え」「夏至日かな」
「深き青」というのが「海」のことだとわかるようにする
「はやる手」はどうでもいいから「降車ボタン」という言葉を入れる
「海」という情報を入れる 「夏至の海」 夏の海を描く 「深き青し」
「降車のボタン押す」 ‥ いっぱい書いたな ‥
作者の言いたいことは伝わる ただ、「夏至」と「青」しか残っていない
ほぼ原形をとどめないということでございます
第4位 窓の外青の境を探す夏 (55点)
青空と海の境を探す夏
「窓の外」が引っ掛かる どこの窓かわからない
「青の境」 何の境なのかがわかりにくい
無駄な言葉を使うならちゃんと「空」と「海」と言う
「窓の外」 「青空と海の境を」 「探す夏」
ハッキリと光景は見えてくる
第3位 潮香りバスで浮き輪と胸膨らむ (60点)
潮香るバスに膨らませる浮き輪
切り出し方は悪くない
「潮香り」 嗅覚から攻めている
「バス」 バスの周りの光景が自ずと浮かんでくる
ったく、もう何が「胸膨らむ」だよ
これで本当に凡人のど真ん中にストーンと落ちていく
「胸を膨らませる」しか「ワクワク感」を表現する言葉をもっていない
これが凡人の発想
「胸を膨らませる」と言わずに「ワクワク感」を出す
「潮香りるバスでに」 ここから膨らませる、胸以外のものを
「胸膨らむませる」「浮き輪」
なぜバスの中で浮き輪を膨らませるのか、 胸がワクワクしているから
書かなくてもわかる
第2位 父病みて逸る心に夏の雲 (70点)
病む父へ逸る心や夏の雲
「夏の雲」という季語で俳句を作ろうとすると 明るくて元気なタイプの句が多い
病気の父を思う気持ちを「夏の雲」に託す、とてもセンスがいい
バスに乗っているとか乗っていないとか言わないでお父様の方向に心が向いている
助詞の選び方
「父病みて」 「て」は時間軸が緩む
「逸る心に」 「に」が散文的な叙述になってしまう
この句の内容は切迫した気持ち、病気のお父さんの所に心はずっと走っている
その切迫感を助詞を替えて表現した方がいい
「父病みてむ父へ」 病む父へ向かって方向が出てくる
「逸る心にや」 詠嘆する
作者の心理がストレートに出てくる
助詞「へ」を使って句に動きを
「病む父へ」と方向を表す助詞「へ」を使うことで父の元へ向かう様子が表現できる
一句の中に動きが生まれより表現力のある俳句になる
第1位 亡故郷の干物ゆらめく溽暑かな (72点)
「溽暑」 (夏の季語) 湿気が多くて蒸し暑いこと 秋の季語 天の川
故郷の干物がゆらめくという、この状況をバスの写真から思い描いたのがエライ
「溽暑」という蒸し暑い季語が出ることによって、単純に懐かしいだけの故郷ではない
故郷に対する複雑な思い
いいこともあったし嫌なこともあったし、帰りたいような帰りたくないような
蒸し蒸しとした心理状態を想像できる
ただ懐かしいだけではない複雑な思いを季語に託す
季語を信じていないとできない
何を食って こんな上手になった?
直すところは一か所も無い お見事!
そして 、 ワンランク上の 厳しい査定に挑むのはっ!
特待生4級の NON STYLE 石田さんっ!
夏帽子バス曲がるまで手を振れり
非常に丁寧に作られている
「夏帽子」という季語 「バス」という乗り物
ささやかな時間と映像が一緒に「曲がるまで」に入っている
「手を振れり」という動作
特待生の技術的な確かさというのは、それぞれの言葉が 意味やイメージをお互いに殺し合わない
特待生の最低限のテクニック そこを丁寧に抑えている
果たして 査定はっ ‥‥‥ 現状維持ーっ!
ありきたりの一言に尽きる!
何でこう置きにくるかねー
こういう場面を描いている句はいくらでもある
「手を振れり」 ここで俳句っぽさを出す必要があるかどうか
降格と言うほどのマイナスはないけど、それ以上のプラスはどこを探してもない
特待生になって 置きに来る句を何回も詠まれると 多分 腹を立てる
どれだけ攻めるかみせていただきます!
もう一方は、特待生3級の 東国原英夫さんっ!
日雷バスのブレーキキーとなる
日雷バスのブレーキ鳴る路面
日雷 (夏の季語) 晴天に起こる雷のこと
「日雷」という季語を知っているのはエライ
それぞれの言葉がお互いの意味やイメージを殺さないで ちゃんと存在をしている句
果たして 査定はっ ‥‥‥ ワンランク昇格ーっ!
チャレンジ精神にあっぱれ!
難しいことをやっている
主役になる季語「日雷」が 聴覚・音を主体にする季語
こういう季語を活かす時に 別の音を重ねてくる
音を重ねつつ「日雷」を主役にしないといけない
かなり】難しいことにチャレンジして 結構 善戦していると言っていい
ちょっと惜しいのは 聴覚情報が入り過ぎている
「ブレーキ」と言って「キー」と言ったら鳴っている 最後にダメ押しでまた「鳴る」と出てくる
どちらか1つで十分
「キーと」 ちょっとだけ映像を補う 「鳴る路面」 路面を映像化する
路面にブレーキ痕が残ったり ブレーキの焦げた臭いがしたり
そういうイメージが「日雷」という季語を際立ててくれる
こうやってくれたら2ランク昇格