お正月必ず百人一首の画札で遊ぶ坊主めくりをした。
お坊さんが出たら集めた札を出す。お姫様が出たらそれをもらう。
沢山集めた人が一番になる。
小さな子から大人まで誰でも出来る。
炭をくべた深い炬燵、足を入れて火傷になりそうになる。
生乾きの炭の煙で眼をしょぼしょぼさせながら
小さな子供、私たち、父母、三世代が必死で勝敗を競った。
炬燵布団の綿の重かったこと。
今その父も母も鬼籍の人になってしまった。
今年の正月2人の子ども家族と総勢9名で初めて坊主めくりをした。
5歳、2歳、1歳、いたずら盛りだがみかんとピーナツ、チョコの賞品
を決めるとがぜん必死になって遊んだ。
駅伝のように命の襷をつないだと感じる。
この孫たちも家庭を持ってまた坊主めくりをするだろう。
「お正月は坊主めくりをやりに帰ってきてね。」
これを合言葉に賑やかなお正月を楽しみにしているよ。
お孫さんもまじえてご家族で百人一首の札で遊ぶーーいまや、恒例の楽しみですね。代々受け継がれて、夢のように素敵なこと。
みなさんのニコニコ顔が浮かんでくるようです。
ことしもたくさんの善きこと、アップしてくださいね。