統一協会かしら？（追記あり）

今ほど霊感商法が大きく取り上げらていなかった若いころ、町を歩くと、よくアンケート協力お願いします、と声をかけられ、最期に無料で素晴らしいビデオが見られるから、どうですかなんて、ずいぶんしつこく誘われました。ぼんやり歩いてるせいか、スキありすぎで声をかけられやすいタイプだったんでしょうね。
今にして思えば統一協会だったことは間違いありません。ついていかなくて本当によかったわ。
統一協会は、散々社会に迷惑を振りまいているのに、一向にその活動の制限がなされないのは、なぜなんでしょうね。

先日、ピンポンなって、玄関先に誰かが来ました。
「はい」
「こんにちは。○○駅のすぐそばの△△△というお店からご挨拶に参りました」
「なんですか」
「お店のご案内をしているのですが」
・・・この時点で、すでに統一協会かもという疑念勃発。
「○○駅には、めったにゆきませんので、けっこうです」
とお断り申し上げると、突然、
「まあ！お若い声ですね。何歳ですか？」
と、いきなり、年を聞いてくるのですよ。大胆ですね。
「それは、ないしょです（きっぱり！）」と答えるとすかさず、
「そうですよね～～」
（だったら聞くなって）
それから、続けて、
「うちのお店では、エステと占いや開運グッズの販売をしておりますので・・なんたらかたら」と言い出しました。
これで、統一協会に決定しました。
「お断りします」
今はチャイムをきればいいから助かります。

昔は、チャイムごしに話せなかったから、ドアを開けちゃいましたけど。
十数年前もおなじように尋ねてきて、目に映ったもの何でもかんでも、ほめまくって開運のお店の宣伝に来た人がいましたよ。
最初にほめるというのは、いまだ変わらないマニュアルなのね。町で声をかけてくる人も、宣伝しにくる人も、なぜかみんな同じ口調。自分というものを消されているように感じます。

その後ポストにこんなはがきが残されていました。

　
（写真は、クリックすると大きくなります。）

うっかり、悩み相談なんかを気安く頼んだら、大変だろうな。
きっとそのあとは、「あなたは今、転換期にいます、つきましては、日頃は滅多に観てもらえない偉い先生が特別に鑑定をしたいと言っているので、ぜひ来てください」なんていわれて、非常にお高い印鑑だの買わされるんですよ。
（参考　★霊感商法の実態　）
今後の展開が目に見えるようです。

こういう人たちが、大手を振っている日本は、やはりおかしいです。
こういう詐欺行為を犯している団体をなぜ取り締まれないのか。
宗教団体であるなら、末端で、だましている人も同じ被害者、普通の詐欺なら報酬なんてものもあるんでしょうが、信者もだまされてるんだから、ただ働きでしょうからね（泣）。

こないだも霊感商法が問題になったとき、多くの人々がスピリチュアル番組が悪い、という論調でまとまっていたけど、ちゃんと見ている人なら、お金やもので悪い因縁がとれるなんて一言もいってないし、悪い因縁なんていうものももともとないんだということがわかると思うのだけど。
飯田史彦さんのように、苦しんでいる人々を助けたいと思って活動をされている人や、ヒーリングやエステなどで良心的にお仕事をされている人たちが、このような霊感商法のやからと同等に見られ、一部の人々に誤解を受けてしまうなら、本当に歯がゆく悲しく思います。
スピリチュアルをたたくなら、本当にたたかねばならないところは他にあるでしょう。
むしろこのような詐欺商法を行っている団体を、宗教法人として認めている日本の文化庁がどうかしてると思います。こんなことでは、何十年たっても被害がなくならなかったように、今後何十年たっても被害はなくならないでしょう。

【追記】
統一協会関連のチラシやポスターなど、「霊感商法の実態」に、紹介されていました。以下のはがきも紹介されていたもの


（クリックすると大きくなります）

うちのポストに入っていたのと、なんとなく似ていますね。
「こんなはがきが皆さんの自宅の郵便受けに入っていませんか。これに応募すると被害者になりますよ。」と書かれていました。

他にも、関連のポスターやチラシなど出ていますので、参考にご覧ください。
こちらのサイトで、左側の「知ってください」をクリック、次に「日本の統一教会の実態（2006年1月）」をクリック、スクロールして一番下に、いろいろ出ています。
整体、エステ、美術展や、バレエなどの公演も勧誘の入り口になっているそうです。
おまけにどれも、統一協会という言葉は一切使っていませんので、くれぐれもご注意を。