資料:朝日新聞
「首相は菅氏」65%、小沢氏17% 朝日新聞世論調査
2010年9月5日22時31分
朝日新聞社が4、5の両日実施した民主党代表選に関する全国世論調査(電話)によると、菅直人首相と小沢一郎前幹事長のどちらが首相にふさわしいかで、菅氏を挙げた人は65%と、小沢氏の17%を大きく上回った。小沢氏の今回の立候補に「納得できない」が7割以上に達しており、支持が広がらない背景になっているようだ。
どちらが首相にふさわしいかの菅氏と小沢氏の割合は、性別や年代による違いがあまりなく、菅氏が広く支持されている。民主支持層では73%対20%と全体よりさらに差が広がる。代表選の投票権を持つのは党の国会議員、地方議員、党員・サポーターだけだが、こうした民意が投票にどのように影響するか注目される。
小沢氏の出馬に納得できるかどうかの質問は、今年6月に同氏が自らの政治資金問題で幹事長を辞任したことを紹介したうえで尋ねた。「納得できる」18%に対し、「納得できない」は75%と圧倒。「政治とカネ」の問題に絡む不信感の強さがうかがえる。
昨年の衆院選マニフェストに対する両氏の姿勢の違いについて、どちらを支持するかを尋ねると、「実現困難な場合は修正する」とする菅氏への支持が63%、「約束したことは実行する」との立場の小沢氏を支持するのは24%だった。公約順守を強調する小沢氏の姿勢は、有権者にはあまり受け入れられていない。
個別の政策や資質などの面で、どちらが期待できるかを5項目聞いた。
「官僚に頼った政治を改める」では菅氏56%、小沢氏23%、「政治の進め方の面」では菅氏50%、小沢氏29%と、菅氏が大きくリード。「景気・雇用対策」で菅氏44%、小沢氏34%、「米軍普天間飛行場の移設問題」で菅氏37%、小沢氏30%と、この二つでも菅氏が上回った。
唯一、小沢氏が菅氏を上回ったのは「実行力の面」で、菅氏34%に対し小沢氏が49%だった。
これらの質問で菅氏の方が期待できると答えた人は、8~9割が菅氏の方が首相にふさわしいと答えている。一方、これらで小沢氏の方が期待できるとした人では、首相に小沢氏がふさわしいとの答えが3~4割台にとどまる。
菅内閣の支持率は49%(前回8月7、8日調査では37%)、不支持率は30%(同43%)と、支持が大きく伸びて支持不支持が逆転した。
良かったなあ、(珍しく?)民意と私の気持ちが一致した(笑)
私は、結党以来、民主党を応援してきた一国民です。
年金問題、私は今の制度ではとても期待が持てません。
だれもがみじめな思いをしないで生きていけるように、最低限の救いのある国であってほしい。
年金制度を抜本から、しっかり立て直してほしいです。
菅内閣の下、官僚政治からの脱却、強い経済、強い社会保障、ようやく舵が切られたんだと心の中で拍手したばかりなのに。
よりによって、こんな大事な時に、なぜ民主党の一部の人たちは、党首のネガティブな批判ばかりしていて、一枚岩になろうとしないのですか。
今回の民主党議員さんたちの決断いかんによっては、国民から、民主党自体の信頼も失ってしまうことを、どうぞ肝に銘じてください。
名もなき一国民の心からのお願いです。