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今も昔もプーチンロシアはプロバガンダに熱心

2023年09月20日 | 社会のニュースを考える・カルト問題

NHKBSで世界のニュースがよく流れますよね。
その国の立場立場で、一つの出来事が起こっても、見方が変わってくる。
かれこれ20年くらい前だけど、そのNHKBSでロシアの日本に関するニュースが流れた。
国旗をつけた右翼の街宣車の話題、軍歌を大音量で流しながら、北方4島を日本に帰せと言っていた。

(私の若い頃、千駄ヶ谷に職場があったときには、代々木の日本共産党ビルの近くに軍歌を流しながら街宣車が毎週やってきて、がなり立てているその脇を、急いで通り過ぎていたことを思い出します)

町ではよく見た風景であっても、これは当時の日本のごくごく一部であり、ほとんどの日本人は、彼らとは無関係に日常を過ごしていました。
でも、このニュースで見た限り、その部分にはいっさい触れず、まるで日本人の中には、潜在的にロシアに対する憎しみや怒りが、このように渦巻いているのだ、みたいな印象操作を、ロシア人に植え付けるには十分なほど、日本人が見ても不快な映像でした。
(独裁者は、常に外側に敵を作ることで、国内の問題を矮小化して国を一つにしようとし、自分の支持を高めようとするものです)
映像は嘘ではない。でも、それは真実でもない。


当時もプーチン政権でしたから、ロシア国営テレビ(プロパガンダ放送)においては、プーチンの見える世界がニュースとして流れた。
そんなことをふと思い出したのは、ウクライナの印象操作をするロシアのプロパガンダが、ネットの世界には山ほどあるということをお伝えしたかたからです。




ロシア国営放送の勇気ある女性職員はこのプラカードを出したことで会社を辞職せざるを得なかった。



プーチンの表側のプロパガンダが国営放送なら、裏のプロパガンダ、ネットの世論工作はトロール隊と呼ばれる、ロシアから世論誘導をしていた会社がありました。先日、暗殺されたプリゴジン氏の会社だったと言います。
プリゴジンの死後も残る強い影響力と、ロシア発の“偽情報”の深い関係

彼は表に出せない汚い仕事を、一気に引き受けていた、プーチンの裏の顔を知りすぎていたので、反旗を翻した時点で、暗殺される運命だったのでしょう。


AI技術が驚くほど進化し、いくらでもフェイク動画が作れる時代、昔よりプロバガンダはネットの中に深く入り込みやすいのかもしれません。
また宗教団体や特定組織の関係者などフォロワーの多い、影響力のあるインフルエンサーがそれを拡散することで、嘘でもないけど真実でもない、ゆがんだ真実が繰り返し流れます。嘘も100回言えば真実と思ってしまうこともあるかもしれないです。

昨日、ロシアのプロパガンダに関して、こちらの記事に追記を書きました。
   ↓
反ワクチンに食い込む怪しい魑魅魍魎政党 追記あり - 虹色オリハルコン

追記だけでもチェックしていただけると幸いです。
国際政治学者でウクライナ研究会副会長の東野敦子(ひがしのあつこ)氏のツイッター、その説明と考察に説得力がありました。

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 プーチンのウクライナ侵攻の大義はやはり虚偽


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