■犬と猿の土製品が出土 福岡、安産祈って埋めた?(共同通信) - goo ニュース
福岡県朝倉市の中世黒川院関連遺跡群で、犬と猿の形をした小さな土製品が相次いで見つかった。平安時代から修験道が栄えた中世彦山の高僧にかかわりの深い遺物とみられる。土製品が見つかったのは、14-16世紀に信仰を集めた中世彦山の最高位の僧、座主の居館跡と伝えられる場所。「犬は多産の象徴とされており、座主の関係者が安産などを祈って埋めたのではないか」(市教委)という。
うふふ。こういうの大好きなんです。素朴でかわいいですねえ。
このお人形は手びねりで作られたものだそうです。こういうの作ってる時の人の顔を想像するとまた楽しいものですね。
さらに詳しいニュースによると、お猿さんの方は、約350メートル離れた寺院跡とされる場所から出土し、神道などに見られる、つま先を立てて正座する跪座の姿勢を取っているのだそうです。猿を神の使徒として、座主が14世紀に広めたといわれる山王信仰に関連があるとみられる。とのこと。
かつて私たちの国は、動物たちを神の使いとして敬い、野生動物と人間は共存していたんですよねえ。
ニホンオオカミは、明治以降、西洋から持ち込まれた犬の伝染病などによって絶滅してしまったということですが、害獣として駆除されたという話も聞いています。宮沢賢治の「注文の多い料理店」に出てくるハンターのように、当時の西洋かぶれの人たちの間では、ハンティングなんかも流行ったことでしょうし。
ニホンオオカミの絶滅は、生態系のバランスを壊し、天敵をなくした鹿や猿やいのししなどの害を増やしました・・・・。
ところで、修験道といえば、沖縄にサンゴを植えるのに参加するため、「gooホーム」というのに登録してほっぽってたんですが、先日「修験者」さんという方からお友達申請のメールをいただきました。写真見て、びっくり。本当に修験者さんだった!!
おまけにお友達が900人以上いらっしゃる、すご~~い。おかげ様で私もやっと一人お友達ができました(笑)
■修験者さんのブログ
天照柱源修験道教会~しあわせに暮らすために~地球温暖化防止、ジュセリーノ氏の予言、スピリチュアル、真理の探究
ダーウィンによれば猿は私たちの先祖ですから、DNAでもっとも近い生物ですね。それで神の使いかもしれません、猿田彦のように。また、ナスカの地上絵にも猿がありますし、孫悟空も猿ですね。猿はアートの題材になることが多いですね、昔も今も。
そういえば、日本に狼がいたんですね。タスマニアンタイガーのように絶滅してしまったんですね。日本にはマンモスもいたそうですからね。でも、武器というテクノロジーを手に入れた人間に天敵がいなくなったので、世界の生態系がくずれたのではないでしょうか?
お猿さんが、つま先を立てて正座する姿は、神道の跪座の姿勢なんですって。
こういうの、大好き!(笑)
鳥獣戯画とか、昔の日本人の動物を見る目って、遊び心と愛情が混じって、好きですよ~~。
そうですね、日本だけでなく、ナスカの地上絵などプリミティブなアートには、お猿さんなど動物たちがよく登場しますね。
あの感じ、魂のどこかにある思い出が揺さぶられますわ(笑)
ニホンオオカミは、明治までは、ヤマイヌと呼ばれていたそうです。ニホンオオカミという名に改名されてから、なんとなく悪いイメージになってしまったんじゃないかと残念な気持ちです。
伝染病が絶滅の原因としても、人間が持ってきたわけですから武器を含めた人間の行動が、近年の動物たちの絶滅の原因になっていることは、事実ですね。
こういった表情の豊かさは平安時代の仏閣の梁などに残された落書きの人物像などにもありますね。
大昔から日本人はアニメの才能に秀でていたのでしょうか。
確かに、ユーモラスな表情ですね
>こういった表情の豊かさは平安時代の仏閣の梁などに残された落書きの人物像などにもありますね。
そうでしたか。
そういう落書きを集めた写真集などもあったら見てみたいものです。
昔見た、京都の東寺で床に開いた穴をふさぐのに、穴を富士山やひょうたんの形に直して、きれいに埋め木しているのを見たことがあります。
遊び心と匠の技に感嘆しました。