虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

ガン細胞とテロリストの相似形

2015年11月19日 | パワーかフォースか
たとえば、西洋医学的な見地ではガンになった時、対症療法として、ガン細胞を死滅させるために、放射線療法や抗がん剤などを使い、健康な細胞まで攻撃してしまうことがある。

しかし、予防医学や免疫療法を含めた東洋医学的な見地なら、ガンにならないような体質に変える、という視点がまず先になる。
ガン細胞とは、物理的精神的に傷めつけられている部分に、ストレスがかかり、正常な細胞が体に攻撃を加える細胞に変化してしまうのである。
だとしたら、がん治療のためには、今までのライフスタイルを変える、さらに言えばストレスを感じないように心を変える、という簡単なようで非常に難しい、難しいようで本当は簡単な、心身を癒すという発想が求められる。

西洋医学的な治療によって一時、ガンが消えても、細胞をがん化させるようなストレスを加え続けるライフスタイルをやめられなければ、再発する可能性はとても高くなる。




季節を慈しむ心のゆとりを



つまりガンの原因となるようなストレスのある生き方、仕事の仕方をやめて、価値観を変える、衣食住も意識してストレスフリーの環境に変える、精神的には、喜怒哀楽の怒りと哀しみより、喜びと楽しさを優先させる。
経験上、幸福ホルモンである脳内伝達物質セロトニンがこんこんと湧くような生活をしていると、意識レベルも上がり、免疫力も上がってくるのは理解できる。
現実に身近なところでも、生き方をガラリと変え、思考をガラリと変えることによって、意識レベルも免疫力もぐんと上がり、奇跡的な復活でガンともさよならができた方もいらっしゃるのである。


以下色字「パワーかフォースか」p294より抜粋&引用

絶望的で治療不能な疾病からの奇跡的な回復に関する全てのケースは、意識の大きなシフトによって、病的なプロセスがもたらすアトラクターパターン(注:意識レベルが200未満の領域)が支配しなくなったことが明らかになりました。

上記を裏付けるように、病気から劇的な回復例として、患者自身が「腹を立てていて自分を哀れみ、偏屈でエゴイストな生き物」から「優しくて親切で、寛大な愛のある人間」に変わった事で体にも変化が訪れた、と書かれている。
このような意識の変化が、進行性のある絶望的な病気からも回復できる鍵となるのである。


  






11月19日テレ朝モーニングショー
そもそも総研「在日クルド人に聞いた“日本がISテロに遭わないための方法”」より



「テロリストと、身体のガン細胞は似ているよね」と家族とも話していたのだが、19日のテレ朝モーニングショー「そもそも総研」で奇しくも同じようことを玉川さんが言っていたので、面白かった。

西洋医学的な対症療法とは、まさにテロとの戦いによる、「空爆」である。
誤爆で一般市民も巻き添えになるのは、正常な細胞を殺してしまうのと同じこと。正常な細胞が死ねば、免疫は下がる。

誤爆で殺された罪なき人びとの家族は、空爆した国を恨み憎み、新たなテロリストと化してしまう可能性も出てくる。
(以前、東京大空襲のドラマを見た時に、主人公に気持ちが投影されて私自身も、矢のように爆弾を落としてくるアメリカ兵を本当に憎く感じたことがある。ドラマでさえそのような感情がわき起こるのだから、現実に目の前で家族が殺されたら、テロを肯定するつもりはないが、復讐したいと思う人がいたって、それも人の情というものだと理解できる。)

本当にテロの蔓延する社会を変えたいなら、番組でも言っていたが、時間はかかっても、難民を援助し子どもたちには就学の機会をつくり、経済的な自立を促し、テロリストの仲間になることは愚かしいこと、悲しいことだと、十分理解してもらうことなのだろうと思う。
灰色の戦場の広がる未来絵図など、本当は誰も望んでいないのだから。

それから、番組でもう一つ、西洋のテロ対策とがん治療に似ている部分を見つけた。





戦争はもうかる」という部分だ。いわゆる戦争によって利益を得る人達がいる。
フランス軍のシリアの空爆によって、それまで全く売れていなかったフランスの戦闘機が売れ出したというのだ。
テロにより市民は悲しいが、戦争経済はむしろ、もうかるのだ。

医療にとっては、「がん治療はもうかる」のである。高額な抗がん剤と高度医療。人びとの恐怖につけこんだガン保険業界。再発したら患者は悲しいが、医療はむしろ、もうかるのだ。

生き方を変える、価値観を変えるとは、経済によって成り立つこの社会の洗脳というか思い込みを変えることにほかならないのではないか。
魂は続くとしても、人の身体は耐久消費財、いつか終わる。
たとえ病を得ても、最後のその日まで治療による副作用で苦しみながら亡くなるのも、木が枯れるように静かに寿命を終わらせるのも、どちらも自分次第なのだろう。
それでも寿命を全うできるならいい。でも、人間同士が殺しあう世界などは、絶対に選びたくはない。


★関連サイト
 在日クルド人に聞いた“日本がISテロに遭わないための方法”
(テレビ朝日モーニングショー)

●過激派組織イスラム国(IS)のテロはどうすれば防げるのか?

紹介した書籍「文明の衝突」
著者/サミュエル・ハンチントン
発行元/集英社

過激派組織イスラム国(IS)によるテロの脅威が高まっています。玉川徹さんは、在日クルド人の方々が多数暮らす埼玉県の蕨(わらび)駅近くで、戦火を逃れて来日したというチョラク・ワッカスさん(34)に「ISテロへの対処法」について伺いました。インタビューはチョラクさんの自宅で、ご家族や友人たちも交え、和やかに行われました。玉川さんは心づくしの美味しいクルド料理に舌鼓を打ちました。

チョラクさんたちの共通した意見は、「日本には軍事的ではなく、人道的な支援をしてほしい」というものでした。「軍事的な支援を行えば、火に油を注ぐことにしかならない。それよりも、日本に現在2000人ほどいる、クルド人、ミャンマー人、シリア人などの難民申請者を受け入れてほしい。日本が友好的な国だということがイスラム世界に伝われば、ISがテロを行いにくくなる」。チョラクさんたちはこんな風におっしゃっていました。

「文明の衝突」という書籍には、「日本は世界のどことも異なる“独立した文明”を有した国であり、そうした財産を活かしていくべき」と書かれています。「現代イスラム研究センター」の宮田律理事長も「欧米的な“やられたらやり返す”的な発想では暴力の連鎖は止まらない」と語っておられました。

 

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16 コメント

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まさに! (ひろみ)
2015-11-20 04:41:25
発生する原因を取り除く努力をしないで、
発生した現象を取り除くやり方では、
根本的な解決じゃないんですよね。

ほんと、がん細胞と似ています。
原発や基地問題も根っこは同じだったりします。

明るい未来の希望は、以前に比べたら
そういうことに気づいている人が多くなって
いること。。。
返信する
お久しぶりです。 (tamariba)
2015-11-20 09:00:24
私は昨日、報道ステーションで、ドローン空爆で祖母を目の前で亡くしたパキスタン北部の少女が出演しているのをみました。
東京にやって来た彼女は不安げに空を見ていました。
無人のドローンで空爆すればアメリカ兵は傷つかない、そして経費削減にもなる…
しかし、それにより何の罪もない人が殺されたり傷ついたりします。
まさに仰る通り健康な細胞を傷つけてしまう抗がん剤です~_~;
ドローン空爆により民家もぐちゃぐちゃに破壊されていました。
私はクルド人の話ではありませんが金木犀さんのおっしゃったことと昨日の報道ステーションの話が一致しているようでなりません。
中近東に一日も早く平和が訪れることを願っています。
返信する
ひろみさんへ (金木犀)
2015-11-20 16:27:07
ひろみさん、いつもありがとうございます。

>明るい未来の希望は、以前に比べたら
 そういうことに気づいている人が多くなって
 いること。。。

そうですね。
どうしても、9.11と比べてしまいますが、今回もフランス国内のナショナリズムは、高まっている・・
反面、「過激派を憎まない」という今回のテロの遺族(ジャーナリスト)の書いた文章が共感を読んでいるそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040003_Q5A121C1000000/
9.11の時の米国は、このような意見は非愛国者とみなされ批判されていましたから、
私たちは、少しは進化しているのでしょう。
返信する
tamaribaさんへ (金木犀)
2015-11-20 16:46:24
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
報道ステーションは、私も見ました。
少女の瞳がおびえるように東京の空を見上ていたのが、印象的でした。
日本は平和でいいですね、とも言っていましたね。
わずか11歳とは思えない、大人びた表情が、その体験の重さを語っているみたいで・・
もし、ドローンが敵の手にわたって、自国民が突然、攻撃される事態になったら、
アメリカ人は初めて自分たちのしていることの恐ろしさに気づくのでしょうか。
・・などと、私も番組を見ながら思いました。
武力を使えば、武力で返ってくる。
私たちは、武力に頼らない選択をし続けなければならないと思います。
返信する
進化してます! (ひろみ)
2015-11-20 17:54:17
>「過激派を憎まない」という今回のテロの遺(ジャーナリスト)の書いた文章が共感を読んでいるそうです。

この記事、日経ではありませんが、昨日の夜私も見ました。

もう一つ、タクシードライバーの話もありました。
「「乗ってくれてありがとう」イスラム教徒のタクシードライバーが涙を流したわけ」
https://t.co/K8hmg2ubw7

いずれにしても、憎しみや怒りで仕返ししたところで、憎しみや怒りの連鎖を続けるだけで、平和や幸せは手に入れられない、ということが分かり、そのように行動している人が増えていることは、確かなようです。

政治家たちは、わざとやっているのか、本当に気づいていないのか・・・どちらなのか、わかりませんが・・・。

この記事も秀逸でした。
「ISを空爆するより、Facebookプロフをフランス国旗化するより、大事なこと」―パリ同時多発テロ(志葉玲)
https://t.co/PbrXDQeub7

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返信する
ひろみさんへ (金木犀)
2015-11-21 17:40:32
いい情報をありがとうございます
911以後、ナショナリズムやテロとの闘いが、
何ももたらさなかったというより、さらに泥沼を作ってしまった。

志葉玲さんの文中の言葉
「自爆テロ犯の若者は、自爆する前から心が死んでいる。全てに絶望している。だから、自分が死ぬことも他人を殺すことも躊躇しない」。

とても良くわかります。
意識レベルが下がってしまい、50以下の絶望に支配されると自殺願望が出てきます。
それより下がると、自分を殺せるように他人も殺せます。
日常でも自殺願望のある人が誰かを殺してしまう事件がありますがこれも同じです。
「パワーかフォースか」では、ここまで下がってしまうと自力では上がれなくなると書かれています。
今、必要なのは、支援と癒やし(愛、同情、許し)以外にありません。
返信する
別のたとえ。 (ひろみ)
2015-11-23 00:43:03
がん細胞とテロリストだけでなく、
原発も似ています。
そして、現段階の人類も・・・。

自分たちが住む地球を破壊し続けている
人類が地球(宇宙)のがん細胞のような気が
してならないのですが、そのことに気づいて
方向転換を始めている人もいます。
まだまだ、数は少ないかもしれないけれど
地球上にがん細胞をこれ以上増やさないように
それぞれが、律動的に、活躍し続けて
状況を逆転させる日を夢見ています。
もちろん私も微力ながら、全方向的に
意識を向けて日々生きています。

このところ、栗林のイガと落ち葉集めを
しながら、瞑想&祈り実践中です。
返信する
ひろみさんへ (金木犀)
2015-11-23 21:41:23
思い、意識、祈りというものには、エネルギーがあります。

高いパワーの意識は、周囲だけでなく自分にも良い形で戻ってきますね。
反対に「人を呪わば穴二つ」というように、自分から発する他人に発するネガティブな想念は、誰よりも自分が一番悪い影響を受けてしまい、うまくいきません。
「200未満のフォースは、高いパワーのエネルギーに、永遠に勝てない」とは、「パワーかフォースか」に何度も書かれています。

>栗林のイガと落ち葉集め

いいなあ~
私めも、自然の豊かな場所が、好きです。
返信する
金木犀さんおはようございます(^ー^) (ひより◎)
2016-01-31 06:24:20
はじめまして。
金木犀の香りとても大好きです。。
いい環境でないと花を着けないという記事を見て感動しました。
自然とはなんて美しく素晴らしいのか…。

朝早くから失礼いたします。
本日のそちらの天気はどうでしょうか?
こちらはまだ真っ暗で天気が分かりません(笑)
がいつもよりは温かい室温7度です。

歯を悪くして勉強しはじめ、セロトニンというキーワードにたどり着き、導かれホワイトセージ セロトニンと検索したところ、金木犀さんのサイトにご縁があり、コメントしております。

さてテロリストやアルカイダと言われる人々は何かしら原因がありそうなっていると思うのですが、どうしたらよいのでしょうか?もちろんその原因が何であるかを突き止めるのが最善と思いますが。その原因が分からない時はどうしたらいいと感じますか?
私の勉強した限りの考えとしては、静かな音楽、鐘の音、バランスのよい食事、水(もしかしたら水はとても重要)、香り(金木犀・クチナシ・バニラ) 、金木犀さんの記事をみてココナッツオイルも有効ではないかと思います。

どう感じました?
もしも、お時間ある時にお返事いただけるなら、嬉しいです。
返信する
ひより◎さま (金木犀)
2016-02-01 15:28:34
はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
冬の夜明けは遅いですが、ひより◎さんは早起きなのですね。
こちらは今日はとても寒いです。
星の数ほどあるサイトやブログの中で、
みつけてくださってとても嬉しいです。(#^.^#)

>テロリストやアルカイダと言われる人々は何かしら原因がありそうなっていると思うのですが、どうしたらよいのでしょうか?もちろんその原因が何であるかを突き止めるのが最善と思いますが。その原因が分からない時はどうしたらいいと感じますか?

いきなり、とても難しいことを・・・(笑)
ジャーナリストや評論家は、宗教や宗派の違いだけでなく、イラク戦争で理不尽にすべてを奪われた者達の怒りや復讐心、世界規模の貧富の格差が原因と言っている人もいます。
渦中の人びとの感情が、怒りや憎しみ、生きることへの絶望で充満され、自暴自棄の状態になっているのかもしれませんね。

だとすれば、ひよりさんの言われるように、

>私の勉強した限りの考えとしては、静かな音楽、鐘の音、バランスのよい食事、水(もしかしたら水はとても重要)、香り(金木犀・クチナシ・バニラ) 、金木犀さんの記事をみてココナッツオイルも有効ではないかと思います。

おっしゃる意味は、よくわかります。
テロリストと呼ばれるものたちに、そのような提案をすることは現実問題としては、とても難しいとは思いますが・・

セロトニンの放出が、情緒の安定性をもたらし、ささくれだった心を癒やし、人間性を取り戻せるのではないかと思います。
良い香りやよい音もその一助になりますね。

うちの不思議人間がセロトニンを出す方法としてメモしたことを、ここに書いておきますね。

****

マイナスからプラスに変えるためには、一旦ゼロに戻す、リセットする、ニュートラルにするということが必要です。
そのために、

・ネガティブな物質(スマホなど)に手でさわる機会をなるべく少なくする
 (さわるだけで脳のストレス物質が出てきます、体調の悪い時はよけいにです)

・ネガティブな感情をできるだけ手放す
・その前段階として、頭のなかを慈愛のイメージか、何も思考しない状態にする
・そのために静かな音楽や自然の音(せせらぎ、風の音)、空の雲をぼんやり眺めるなどの習慣をつける。
・そのうちネガティブな感情を減らしてくれるセロトニンが出てくる

・セロトニンの材料であるトリプトファンが腸内細菌によって作られるので、食物繊維の多い、大根、ごぼう、きのこ類を積極的に食べる。
それらの入った具だくさんの味噌汁をとることもよいでしょう。

・良い習慣を持続する。
・進行性の悪い習慣を持続させない。

****

今の季節はお鍋で、食物繊維がどんどん食べられますね。
あと、ココナッツオイルやココナッツは人類が神様から与えられた共生植物だと、本の著者が書くくらい、人間にとって有効な食べ物です。
昨年一大ブームになりましたが、ブームで終わらせたらもったいない食品だと思いました。
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