窓を開けたら あたりを甘い香りがほんわりと包んでいました。近所の金木犀の花の香りが、こちらまで流れてきたのです。
ちょうど1年前の今頃、このブログをはじめました。最初の記事が、金木犀のことだったので、成り行きで?ハンドルネームも金木犀になりました(笑)
この1年、政治では、安倍政権が生まれ、そして壊れました。日本の世界に誇るべき平和憲法を変える、と明言していた人でした。
アメリカでは昨年の11月下院選挙で民主党が与党である共和党を破って勝利しました。同様に今年7月の参院選挙では日本の民主党が自民党を上回り勝利しました。
ブッシュの戦争に世界中が振り回されたあのときから、人々はさらに平和への思いを強くしていったのではないでしょうか。
また、今年はじめに「不都合な真実」を引っさげて来日したアル・ゴア氏は、日本人の環境問題に対する危機意識を高めてくれました。10年前なら、奇異な目で見られていた、マイバッグ・マイ箸運動も、今は店員さんたちも当然のように理解しており、「袋はいりません」と言えば、必ず「ありがとうございます」と言ってくれます。世の中は、パワーの方向へ流れてゆくでしょう。
郵政民営化選挙の結果、自民党が大勝した当時、私は政治への苛立ちからドシロートながら、政治的なブログを書いていたことがあります。諸悪の根源はすべて私にあると、沢尻エリカさんは反省していたけど、いろいろなことを知るにつけ、諸悪の根源は世界を牛耳っているグローバリズム、世界中を管理・搾取しようとする大資本主義、ごく一部のネオコン政治家およびその関連会社のバッグにいるユダヤ系財閥であると思うようになってきました。それで彼らに対する攻撃的な文章を書いていたと思います。(沢尻エリカさんがキレやすくなってしまったのも、諸悪の根源、実はネオコンのせいかもしれませぬよ・・・)
郵政民営化選挙で、小泉さんが勝てたのは、あまりにも演出がうまかったこと、加えて彼が天然の役者だったからでしょう。お金をかけて政治をわかりやすいエンターテイメントに仕立て上げ、国民を魅了し勝つことができました。
しかしほとんどの国民は、国によって守られてきた郵貯簡保の350兆円が、民営化によって投資対象になり、グローバリズムの名のもと、世界に流出してしまう可能性のあることなどは知らされていませんでした。
あの小泉郵政選挙がいかにハリボテ芝居の選挙だったか、その後の造反議員の復党問題など自民党のごたごたぶりを見ればわかると思いますが。
ふとした啓示のようなもので、政治ブログを離れ、このブログを書き出してから、気づいたことがあります。
独裁者はひとりでは生まれない。独裁者が独裁者たりえるのは、国民の弱さゆえにそれを容認してしまう土壌ができているからだと。
私達は、今だ大きな力に無力なのか。大きな流れの波間に漂う木の葉のように、私達は流されたまま飲み込まれてしまうのか・・・私には、答えは、まだわかりません。ただ、この1年に政治も自分も変わりだしたことは事実。
人の思いや祈りはエネルギーになる、これは私の実感です。ですから、ちょっと大げさな言い方だけど・・・(あえて書きますが)・・・自己の恐れや欲望を手放した、愛と平和と真実を求める気づいた個人が増えてくれば、フォース(=人からエネルギーを奪う力=スターウォーズに出てくる「フォース」とは違う)は存在することはできなくなる、時代はおのずと変わってゆくのだろうと思います。
★トップのキンモクセイの写真は「Coco*写真素材とイラスト」さんよりお借りしました。
去年の金木犀の季節からもう1年も!
早いですね。今、金木犀がまっさかり。
ブログ1周年、おめでとうございます!
建売の我が家の周りの家には、すべて金木犀が植えられているので、どこにいても、この素敵な香りが漂ってきます。幸せな気分になります。
金木犀さんが載せてくださった写真は、本当にきれいですね。自分で我が家のを撮ろうとするのですが、こんなにうまくいかないので、あきらめました。
この1年、たくさんのきれいな木や花の写真、かわいい動物の写真、そしてお話をありがとうございます!そして社会や政治、スピリチャルなお話も、ありがとう。
これからも、よろしくね。
前のブログは10ヶ月、前の前のブログは、10日で終了してしまったんですよ。汗。今回は10年は持つかしら?
金木犀の花、私も今日もいっぱい見てきました。今が盛りですね。この季節は本当に大好きです。
ただ、木の花は、写真に撮るのが難しいですね。高さの低い目の位置にある花を探し、バックを空にすると、明るく撮れるようですね。
とはいえ、なかなかいい具合には撮れませんね~。ヽ(´o`;
非戦さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
ネオコンにネオリベラル、新保守主義と新自由主義、「新しい」という言葉がブッシュ政権のキーワードで、映画『マトリックス』のネオという名前に連想してしまいます。また「人情ある保守主義」も、そうですね。彼らはリベラルが「古い思想」というレッテルを貼ることに成功しました。だから、平和主義と社会福祉が充実しているヨーロッパの国々は、ラムズフェルドにとって、「古いヨーロッパ」だったんでしょう。保守は本来「古い」とか「冷たい」というイメージがあったんですけど、その保守が「新しい」というのは、撞着語法だと思いますけど、彼らのキャッチフレーズの作り方は天才的です。
同じくキャッチフレーズの得意な小泉は、まさに国民の支持率を最優先した天才的なエンターテーナーでしたね。まるで、テレビ局が視聴率をキープするためには、手段を選ばないように。それで、日本の若者も政治に関心が出てきたんでしょう、インターネットの発展もあって。
でも、安倍は、日本をネオコンレジームにするためだけに首相になった人で、しかも、あんな短命内閣でネオコン法案を通過させてしまいましたから。米国政府にとっては充分満足だったのでしょう。それも、とても遺憾です。
でも、そろそろネオコンも終わりでしょうね。いまは、スペインの選挙もそうでしたし、どんどんパワーが隆起してきてるなぁと思います。米国では、ゴアさんの運動も盛り上げって来てますし、私の働いている会社もそれに乗じてつい最近、環境宣言しましたし。後は、日本の総選挙、また来年の米大統領選挙でどう変わるかですね。
とにかく、一周年、おめでとうございます!金木犀の香りの持続性は本当だったんですね。
1年、投げ出さず続けられました(笑)。
これもヘルメスさんや、皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
ヘルメスさんにリアルタイムでアメリカの現状を教えていただいて、とても参考になっています。
やっとネオコンの終章がやってくるかもしれませんね。
ところで、ゴアさんがノーベル平和賞を取りましたね!これでますますアメリカ国内でもゴアさんの評価が高くなるでしょう、とても喜ばしいことです。
それに比較して、ブッシュ家はどんどんしょぼくなる。日本でもゴーマンな亀田一家が、すっかりしょぼくなりました。あちこちでパワーとフォースの逆転現象がおこり出したかも。
かつてそして今でも、評論家の中にはゴアさんに対しても、いろんな批判があることは知っていますが、当ブログの立場は、あくまでもスピリチュアル性を重視しますので、ゴアさんの魂の高さを私はずっと評価しています。
ここだけの話ですけどね、ゴアさんは、過去世においても自然の脅威から人々を守り、民衆を救済した王であったということが・・(もちろん信じなくてもいいですが・・・笑)。でもきっと、今生も人々を良い方向へ導く能力のあるパワーの人だと思っています。
もちろん、ここだけの話ですが、私もそう感じます…。まあ、なんの根拠もない私のフィーリングですけどね。たしかにあの方は王だったと思いますよ。でも、王というのは、犠牲になるんです、イエスみたいに、キング牧師やジョン・レノンみたいに。アニメでは、『ロミジュリ』のジュリエットでしょうか?カリブ海のタイノ族の子孫の方と、そういう話をして、その認識が強くなりましたよ。でも、ゴアさんが、そういう役割のために来たのならば、仕方ないことですからね。どうやら、あまりにもパワーの強い人は、それを分け与えなければならないという決まりがあるようです。
こちらも、一年間、本当に、真心から、ありがとうございます。
>ゴアフリークの金木犀さんは、心臓発作を起こしたんじゃないかと思いましたよ。
その通り!幸いなことに、心臓発作までは至らなかったけど、なんだか体がびっくりして、ゴアさんの記事を書いたあと、おとといの夜から体調が変になってしまって・・・コメントの返信も遅れてしまいまいました。
人の上にたつということは、並大抵の神経では務まりませんよね。強い目的意識や信念がなければ、バッシングに耐えられないでしょう。そういった面でもゴアさんは、王の資格があると思います。
しかし、まだ犠牲になってしまうのは、早すぎます。このあと10年は、この地球上で活躍して欲しいです。