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妊娠中のアルコールで、発達障害の危険

2015年10月22日 | 子ども・子育て
メモのために。
妊娠中は、アルコールもタバコもコーヒーもダメっていうのは一般常識でなんとなくわかっていましたが、なぜダメなのか?と言われると、なんとなく胎児に悪影響を与えるのだろうと思うだけで、具体的なことはよくわからなかった。
このたび、米小児学会が、妊婦の飲酒で子どもの発達障害の危険が高まると指摘し、「妊婦の飲酒は一切ダメ」という警告を出した。

「妊婦の飲酒は一切ダメ」、米小児科学会が勧告
CNN.co.jp 10月22日(木)15時26分配信 

米小児科学会がこのほど発表した報告書で、妊婦に対して「アルコールは一切飲んではいけない。たとえ少量であっても絶対にダメ」と呼びかけた。

報告書では、飲酒は妊娠中のどの段階においても安全とみなすことはできないと強調。生まれながらの障害や生後の認知問題の筆頭原因としてアルコールを挙げ、飲酒しなければこうした障害は予防できるとした。

米国以外でもほぼすべての国が、妊婦に飲酒を慎むよう呼びかけている。例外として英国とイタリアでは、飲酒は良くないとしながらも、もし飲む場合は週に1~2回、1杯程度にとどめるよう勧告している。

米疾病対策センター(CDC)が2011~13年に実施した調査では、妊娠中の女性の10人中1人は過去30日以内にアルコールを飲んだことがあると回答。大量に飲んだという妊婦は33人中1人の割合だった。

小児科学会では、妊婦が1日に1杯飲んだだけでも生まれてくる子どもの発達障害の危険が高まると指摘。聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性があるほか、情報処理能力などの問題や、注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなるとしている。

妊娠3カ月目までに飲酒した女性の子どもにそうした疾患や障害が生じる可能性は、飲酒しなかった女性の子どもに比べて12倍、妊娠6カ月目までは61倍、9カ月の妊娠期間を通じて飲酒した場合は65倍に高まる。

一部には、適度な量の飲酒にとどめれば認知問題や行動問題にはつながらないという研究報告もある。

しかし専門家は、たとえそうした研究が正しかったとしても、アルコールに対する反応には個人差があり、一切飲まないに越したことはないとアドバイスしている。



ダメ押しでこんな記事も。
 
コップ1杯なら大丈夫?妊娠中のお酒(アルコール)の摂取について
(イクシル)

なぜ妊娠中の飲酒がいけないのか?
胎児性アルコール症候群(略称FAS)について聞いたことありますか。妊娠中のアルコール摂取によって起こされる先天性疾患です。軽度から重度までまちまちで、主な症状としては、知能障害、形態異常、脳性小児麻痺、てんかん、学習障害、行動障害です。
見た目で異常が分かる場合と分からない場合があります。
胎児性アルコール症候群の重さは、妊婦が摂取した「アルコールの量」と「飲酒期間」によって変わってくると言われています。妊娠中の飲酒を控えることによって防げる先天性疾患でもありますので、妊娠中の禁酒を徹底することがとても重要です。

少量の飲酒は許容範囲?
インターネットや専門家による「コップ1杯程度の飲酒なら、妊娠中でも問題ない」、という情報をたまに見かけますが、赤ちゃんが胎児性アルコール症候群にならないという保証はありません。そのコップ1杯の飲酒を毎日続けたとしたら、どうなるでしょうか。禁酒している妊婦と比べて、胎児性アルコール症候群が発生する確率は高くなります。
アルコール摂取の安全基準については、個人差が大きく、誰もがはっきりと「この量なら大丈夫」というラインが分かりません。個人の体格、アルコールを分解する能力、年齢などで違いがあるからです。

妊娠中は胎児の形成にとても大切な時期
妊娠中は、赤ちゃんにとってとても大切な、脳や内臓、骨を含めた身体の形成、神経系の形成が日々行われています。ママが摂取したものは、有益な栄養ばかりでなくアルコール等の有害なものの一部も、へその緒を通じて赤ちゃんに送られていきます。お酒を飲まなければ、アルコールは赤ちゃんに届きません。

妊娠に気付かずに飲酒してしまったら
妊娠の兆候がない場合、気付かずに飲酒をしてしまうことがあります。これは起こりうることで、妊娠が分かった時点で気持ちの切り替えをすることのほうが重要です。胎児性アルコール症候群は、気付いたその日から禁酒することによって防げる先天性疾患です。
健康な赤ちゃんのために、禁酒はママができることのひとつです。元気な赤ちゃんが産まれる日のことに気分を集中し、お酒のことを考えないようにしましょう。


 

妊娠は体の中で自分と違う命が育まれていく時期。体の変化に何かとつらいこともありますが、人生の中で、かけがえのない出来事です。
妊婦の皆さんには、自分ではなく赤ちゃんのために、ほんとうに大切に過ごしていただきたいです。
また同様に、周囲も、きちんと理解していなければならないですね。

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