はじめに
「葉痕」とは、葉が枯れ落ちた後の枝に残る痕跡のこと。
養分水分の通り道だった維管束の断面が見え
特に、維管束痕が3個のものは 顔に見えることがあります。
************************************************
顔に見える葉痕はたくさんあるけれど
たいていは 可愛らしかったり のほほんとしていたりで
怖い顔に見えるものは多くはないです。
その怖い顔の №1は、悪魔顔のハリエンジュ(ニセアカシア)でしょう。
そして、ある程度の太さの幹にできた顔のほうが、迫力があります。
ほらね
トゲは太いし、顔も なかなかでしょう。
この葉(柄)が落ちると、顔が現れます。
若い枝では、トゲは短く 顔もとぼけた感じ
冬芽は 葉痕に隠れていて(隠芽というそうです)
春になると 顔を突き破って 芽生えます。
より怖い顔を探しに行きたくなりますね。
同じく 隠芽の ネムノキは
トゲがなく、人が良さそうな顔です。
顔の真ん中にある冬芽が 鼻に見える ヌルデは
やや 強面でした。
冬芽と葉痕観察は楽しいですね。
散歩していてもつい探してしまいます。結局、運動にはならない・・。
先日はイチョウの実生(たぶん)をみつけました。
葉痕捜し、楽しそうですね。
いろいろの顔に出合って、足も止まりそう。
個人的には、ネムノキやヌルデの顔が面白そう。
やっぱり、角を出したかみさん顔は怖いもの。
はい。葉痕探しが楽しくて、はまってます。
特に、可愛らしい顔、のほほんとした顔、それから怖い顔がいいですね。
角を出した奥さんは、世のご主人方は みなさん怖いんでしょうね~。
きっと我が家も 間違いなくそうです。