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ニョイスミレの高山型のミヤマツボスミレは
東北地方では 沼のまわりの湿原に、北アルプスでは林縁の草地に見られ
葉が円形で表面に微毛があること、花が淡紫色を帯びること
茎が地表をはい 途中から根をだすこと、などが主な特徴です。
(山渓ハンディ 日本のスミレ より)
匍匐枝は確認済み
葉は丸くて 表面に微毛もある
この花は淡紫色を帯びているようには見えないですが。
と
特に葉を気にしながら 何枚か撮ってきた画像を見ていたら
あれ?
面白い花が写ってました。
↑ を拡大してみると
↓ 左側の花
↓ そして、右側の花
なんと
通常は 両方の側弁にあるはずの毛が
左の花は左の側弁にだけ、右の花は右の側弁にだけしかありません。
片側にしかヒゲがないだけでもレアなのに
二つ並んで、しかも反対側にある(ない)だなんて 出来過ぎですね。
今回、お花については ほとんど色しか気にしていなかったので
他にも同様のお花があったかどうかは不明です。
こんなことが そうそうあるとは思えないけれど
次は お花ももっとよく見ることにしましょう。
はなねこさんの洞察力は牧野万太郎みたいです(笑)
スミレが好きなので、どうでもいいような細かいことまで気になってしかたないんです。
可笑しいですよね。
ニョイスミレの高山型のミヤマツボスミレ、初めて知りました。
匍匐枝や丸い葉に微毛と違いがホント分かり易く有難うございます!
それにしても、片側ヒゲのシンメトリーなミヤマツボスミレとの出会い
ちょっとワクワクしてしまいますネ(^^)/
実は、ミヤマツボスミレはそれらしいものを見る度に モヤモヤしてるんです。
もう少し葉が丸ければいいのに・とか、花色がもっと紫がかってたらいいのに・とか。
片側ヒゲのスミレをワクワクと言っていただけて嬉しいです。
その場で気が付けばもっときちんと撮って、もっとよく探したのですがね。