高尾山・紅葉とキッコウハグマと 2011.11.14

咲き残りのキッコウハグマを探しに高尾山へ

人気のお山は　　もみじまつりでにぎわっていました。

 

　十分な時間がとれないこの日は、近場の高尾山を歩くことにしました。

　そろそろ見頃かと思われる モミジ台の色づきは、どんな様子でしょう。

 

　高尾山口駅前では、イチョウが黄色くなり

　

　　　清滝駅のモミジは、赤くなり始めていました。

　　　

 

　もみじまつりのためか、あるいは、近頃はいつもそうなのかわかりませんが

　両駅周辺には、月曜日でも びっくりするほど多くの人がいて

　稲荷山コースも、入ってすぐの階段を登りきる辺りまでは、ちょっとした渋滞でした。

 

　途中の展望台からの眺めは 霞んでいて、新宿のビル群がうっすらと見える程度

　スカイツリーには今回もふられてしまいました。

 

　木々は、ところどころ色づいていますが

 

　　　　もうちょっとかな

　　　

 

　もみじまつりの期間中（１１／１－１１／３０）

　６号路は、琵琶滝から山頂手前までが 登り専用になっています。

 

　　　　　たくさんの人がお弁当をひろげている山頂では

　　　　　モミジが鮮やかに色づいていて、とってもきれいです。

　　　　

 

　　　　　　　　一方、モミジ台はというと 、山頂広場にも負けないほどのにぎわいで

　　　　　　　　細田屋さんは、椅子も空いてないほど お客さんでいっぱいでした。

　　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　　右手のモミジは、もう少しすれば鮮やかになるのかな

　　　　　　　　　　

 　　　　　　　　

 

　　　*　*　*　*　*　

 

　　　　紅葉の様子を確認したあとは、お花を探します。

　　　　さすがに遅いかなぁ・・・ 　　一輪でも咲き残っていないかしら・・・

　　　　　　　　そう思っていたこのお花

　　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　　　　キッコウハグマが咲いていました。

　　　　　　　　　　　　　

 

　この小さな キッコウハグマ（亀甲白熊）の花は

　↓　オクモミジハグマ（奥紅葉白熊）と同じく

　

　　　花弁が５裂した ３つの小花の集合体で 

　　　白熊（ヤクの尻尾の白い毛）で作られた

　　　槍や払子（仏具）の飾りに似ていることから

　　　ハグマと名がついたのだそうです。

　

　

　蕾はもうなかったので、ここでは、これが今年最後の花なのでしょう。

　あと ２、３日早ければ もっと新鮮な状態だったはずですが、残っていてくれてラッキーでした。

 

　　　　話が脱線してしまいますが

　ハグマから こんな連想をしてしまうのは、私だけでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハグマ⇒ 白熊⇒ 白くま⇒

 

  

　ぽかぽかの巻道を進んでいくと

　

　一人のオジサマが イチゴ摘みの最中で

　　「味見してみますか？」と

　手のひらにのせてくれた ミヤマフユイチゴは

　少し酸味のある味でした。

 

　ここに来ると、必ずといっていいほど出会う　《 高尾山 Ｌｏｖｅ 》 の大勢のオジサマ方には

　お会いするたびに、いろんなことを教えてもらいます。

　その情報量は、分野によっては、ビジターセンター以上ではないかと思っています。

 

リンドウ／ツルリンドウ／ツルリンドウ・実

 

マルバノホロシ・実／ミヤマシキミ・実／ミヤマフユイチゴ・実

 

　

　　　歩きはじめから下山まで

　　　ほんの４時間足らずの散策でしたが

　　　今日も高尾山に遊んでもらい

　　　ご機嫌で帰りました。

 

 

　　　　清滝駅－（稲荷山コース）－紅葉台　（往復）