前週に続いて 奥多摩へ
見事な紅葉と
ミズナラの巨樹に会いにいってきました。
一石山神社9:05-10:05一石山10:15-10:40ミズナラ巨樹10:45-11:25金袋山11:40
-11:55篶坂ノ丸12:25-金袋山12:35-人形山12:55-日原分岐13:25-13:55林道
以前から この季節に歩きたいと思っていた タワ尾根です。
そろそろ紅葉がいい頃かも と、nousagi さんを誘って 出かけることにしました。
奥多摩駅からバスで日原鍾乳洞に向かっていくと
それまで晴れていた 空には
だんだんと 雲が広がってしまいました。
日原川に沿った 周囲の山肌は 色づきが進んでいて
日射しがあれば、どんなにか美しいことでしょう。
終点でバスを下車し ( 平日は鍾乳洞バス停まで運行しています )
登山口の一石山神社へ向かいました。
石段脇には、こんな小さな看板
悪路だそうです。
石段を登り、鳥居の左手から わずかな踏み跡をたどりながら登って行きます。
アキレス腱もふくらはぎも 突っ張ってしまいそうな 急斜面を登っていくと
やがて 枝尾根に上がり、ここには ベンチが置かれていました。
さらに登って、一石山の標識に従って 杉林を登るようになると
上空には 青空が広がり始めて、時折 日も射してくるようになりました。
やがて自然林に変わると
見上げる木々の色づきが鮮やかになり
ワクワクしながら、さらに登っていくと
まもなく 尾根に乗りました。
右を見ても左を見ても、色とりどり
盛りまで あとわずかの こんな色が好き
南西方向に見えているのは、鷹ノ巣山でしょうか
赤みの残る 落ち葉を踏みしめ
一石山に着くと
「 一石山 1007m 」と書かれた 倒木の一部らしき木片が 置かれていました。
(立ち木にくくりつけられた小さな表示板も、そのままにしてあります。)
そして、標識がなければ それとわからないピークのあたりは
こんな 鮮やかな 彩で
見上げる梢も 美しい
落ち葉に覆われた 広い尾根道を進んでいくと、ミズナラの木が倒れています。
裂けているところが 一部欠けているのを見て、一石山の木片はこれかしらと思いました。
植林帯と自然林の狭間を登り
ミズナラの表示に従って
少し浅めの紅葉の中を登っていくと
( 写真は、帰りに撮りました )
樹齢が推定800年という ミズナラ巨樹がありました。
幹周 約6.5m、樹高 約25mの巨樹の見学は
根を痛めつけないように、ウッドサークルの外側からです。
ぐるっと、一回りしてみると
この どっしりとした 存在感
何か語りかけてくれそうな 雰囲気です。
( 巨樹の4枚目の写真は、帰りに撮りました )
その後、左側の尾根筋に出て 進んでいくと
そこはもう、どこもかしこも紅葉の海
この美しさを フレームに閉じ込めようとしても
どこをどう切り取っていいのやら
何枚撮っても 変わりはないと知りつつも
撮らずにはいられない
ふらふらと 色の渦に酔いしれていましたが
そろそろ切り上げて、金袋山へ向かいましょう。
この色もきれい
岩っぽいところや
狭くなったところを通り
再び尾根が広くなると、金袋山でした。
とても山頂には見えませんが
ちゃんと、標識があります。
北側に見えているのは、長沢背稜でしょうか
紅葉は堪能したことだし、今日はここまでで充分 とも思いましたが
次のピークまで そう遠くはなさそうなので、行ってみることにしました。
ところどころ 紅葉の名残りはあるものの、全体的には落葉気味の尾根を登って
篶(スズ)坂ノ丸に着くと
ここもまた、ピークとは思えないような場所です。
見上げる梢は
すっかり葉を落としてしまい
もう 冬支度です。
落ち葉がふかふかに積もる山頂は、風もなく 穏やかな日射しが降り注いでいます。
ここなら 紅葉に心を奪われることなく、落ち着いて休憩できそう
通り過ぎる人もいない 静かな篶坂ノ丸で、ランチにしました。
帰りは 寄り道しないようにしようね
などと言っても、この見事さですもの
ついつい 足が止まってしまいます。
南側もよさそうです
次は こちらを登ってみましょうか。
金袋山を下り、モノレール軌道に沿って
今度は尾根の北寄りを歩いていくと
人形山の標識がありました。
この人形山付近も やっぱり見事で
この日は、1000mあたりから1300m付近まで、ずっと紅葉の下を歩き続けました。
そして 再び ミズナラを見て、一石山を通り、燕岩の頭に行ってみることにしました。
登りでは それらしい分岐を見つけられなかったので
日原に向かう方にあるのかもと
そちらに進んでいくと
急な斜面をジグザグに下るようになり
しばらくしても、それらしい場所はありません。
かなり下ったことでもあり
燕岩の頭は次の機会にしましょうということになり、ずんずん下って 林道にでました。
でも、ここは 下ってはいけない道でした。
小川谷林道は 、落石の恐れがあるため、鍾乳洞の先から通行止めになっていて
下山口は、まさにその通行止めになっている場所にあるのです。
岩屑が散らばる 燕岩の下の林道を、 そ~っと歩いてバス停へ戻りました。
最後に イケナイおまけがついてしまいましたが
この日のタワ尾根は
出会ったのは二人だけという静けさで
素晴らしい紅葉を、nousagi さんと ほぼ二人占め
今年の紅葉見物は
もうこれで終わりにしてもいいと思えるほどでした。
おつきあいしてくれた nousagi さん、ありがとうございました。
これを見たら、私UPする気が萎えてしまいました。(^_^;)
ほんとに素晴らしい紅葉でしたね。
今年は諦めようかと思っていたところだったので
行かれて良かった。
ありがとうございました。(^^)
紅葉した木々とのコントラストが素敵ですね。
山行きたい!
あっ、途中に出会った樹齢800年にもおよぶミズナラの巨樹、
“千と千尋の神隠し”に出てくる「カオナシ」に似てませんか?
今年 こんな素晴らしい紅葉が見られる所があるとは・・・。
すごいなぁ~
ボクも今週末は東へ!
紅葉 期待できるかなぁ~
o(^ー^)o
タワ尾根の紅葉、素晴らしいでしょう。
タワ尾根は一石山から篶坂まで行けば十分でしょう。
でも、リアルタイムにも書きましたが、今年の紅葉の色彩は誉められたものじゃない^^;
ホントにきれいな年はカラダじゅうがモミジ色に染まるよう、そしてなかなか前に進めない(笑)
燕岩の頭へは、一石山の尾根に乗ったら右(一石山とは逆方向)に5分ほど下れば出られますよ。
>今年の紅葉見物はもうこれで終わりにしてもいいと思えるほどでした。
タワ尾根の紅葉を見た後では、当地周辺でこれ以上の紅葉を探すのは大変^^;
隣の三ツドッケあたりも素晴らしいのでしょうか??。
紅葉にすっかり酔いしれた感じは良く解ります。
行ってきたのね♪ジャストタイムで素敵な紅葉、いいな~。
私は、小川谷林道が通行止めと言うので
「昨年行っておいてよかった~」って思っていたの。
で、その後の様子はどうなったかな~と気になっていたら…
はなねこさん検証に行ってきてくれたんだ (^^ゞ
…って言ってる場合じゃありません。
ご無事でよかった (^_-)
いや~すばらしい紅葉です♪
楽しませていただきました♪♪
ミズナラさんとお話しに行きたくなりました。
私は今週末はお山に行けないので、
もう紅葉はおしまいかなぁ~
しかし、良い時期に良い山良くご存じですよね。
ホント、素晴らしい紅葉でしたね。
急に決めたのに、まぁまぁうまくいきましたね。
私も行かれてよかった。
ありがとうございました。
そちらのレポも楽しみ (^-^)
山に行きたくなりましたか (^-^)v
青空で、風もなく、暖かい日でしたから
歩くだけでも気持ち良かったと思いますよ。
あ、カオナシですか?
そうですね、似ていますね♪
このミズナラのことを考える度、カオナシを思い出しそうです。(^_^;)
はい♪ それはもう素晴らしかったです。
この記事では十分お伝えできていないほどです。
近くだったらいいのにね。
今週末は、東? どこでしょうねー(^-^)
土曜日のお天気予報が良くなりましたね。
楽しんできてくださいね。