ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

今月の本*2010.12月

2011-01-06 22:21:51 | Book&Comic
【小説】

ラブコメ今昔 有川浩
空中ブランコ 奥田英朗
龍神の雨 道尾秀介
渋谷の神様 有吉玉青

【マンガ】

3月のライオン 5巻 羽海野チカ
ちはやふる 11巻 末次由紀
風光る 29巻 渡辺多恵子


・ラブコメ今昔
自衛官の恋模様の短編集です。
いざ戦闘が起きた時は「逃げたい」じゃなく「逃がすか!」というスタンスなんだ!?
ってまずちょっと驚いた。
昨今の若者事情とはちょっと真逆な骨太な自衛官がでてきます。
実は父が自衛官だったので、わりと特殊な職場環境の描写もなんとなく
想像できて読み易かったです。

・空中ブランコ
主人公の精神科医伊良部先生が出てくるたび、脳内にドランクドラゴンの
塚地さんが!実写化するなら是非彼に!
人って案外脆そうで強い生き物だよね、って思えました。
実は、シリーズの2作目みたいで(爆)
1作目の「インザプール」も読まなくては!

・龍神の雨
2組の兄弟の互いを思う気持ちと若さゆえの思慮の浅さがもどかしい~。
でもなんだかだんだいって女の子のほうが精神的に強いのかなぁ・・・。
そういう描写がリアリティあったなと思います。
ずうっと雨、っていう場面の中、彼らの気持ちが浸透していくような
不思議な感覚があって一気に読めました。
「家族って血でなく、どれだけ互いを思いやれるか」なんだな、と。
ラスト彼らはそれぞれどうやっていくんだろう、っていう余韻が残ります。

てなわけで。
1年間、読みためた本類を記録してまいったわけですが。
さすがに12月は読めなかったなぁ・・・。
新作をバシバシ本屋で大人買い~なんてできないので
もっぱら図書館や古本屋のお世話になってたので
発行時期もてんでバラバラ、まったく新鮮なラインナップではないのですが
それなりに、なかなかナイスチョイス。
結構鼻が利くっていうか、選択運があるのかなぁと思ったりしています。
2011年もいろいろ読んでみたいなと思います。

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