愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

無題

2023-04-06 19:29:59 | つぶやき

こんばんは

今日は荒れたお天気の南関東でした

皆様のところはいかがだったでしょうか

また「無題」で過去を振り返ってみたいと思います

す…すみません(^-^;

 

◆ ◆ ◆

もう40年以上前の結婚式の当日のことを

なぜこんなにも鮮明に覚えているのかと自分でも不思議に思う

 

当日の朝、(そういうものだと思っていたので)母の前で三つ指をついて挨拶をしたのだった

「19年もの間ありがとうございました」

すると…

「しょうがないね、言ったって聞かないんだから」

「お前はどうしようもない馬鹿だから」

「やっていけないよ絶対やっていけない

「後になってお母さんが正しかったとわかるよ

「お前はその時になってせいぜい後悔するがいい

…以上が母からいただいた『はなむけの言葉』だった

 

式場に着いてからも

普通は新婦の親は主催者側のはずだけれど

お客のような態度だった

本当は出席すらしたくなかったのだろう(-_-;)

 

そして披露宴が済むとさっさと帰ってしまい

それをわたしは帰り支度をしているときに聞いて驚いた

 

彼のご両親は母と話すために待っていたのだ

居住地が離れているからこんな時にしか顔を合わせることはなく

普通なら娘のためにいい関係を築こうというところなのだけれども…

 

そして費用の支払いのことも…

わたしが支払いのことを彼に聞くと

「もうオカンがすませた」という…

「えっ…わたしが半分払うつもりでいたのに…どうしたらいい?」と聞くと

「いいんじゃない?オカンに任せておけば。でも〈支払いの方はあちらのお母さんとはどういう話になってるの?〉とは言ってたな」

 

えええええ~~~

わたしは母に費用を出してもらうつもりなどなかったけれど

彼の方は当然のように親が出したのだった…

 

いきなり彼の家との『格差』を思い知らされた

既に結婚当日から暗雲立ち込める展開なのだった

 

 

 


無題

2023-04-05 17:43:34 | つぶやき

こんにちは

少し間が空いてしまいました

 

他の方のブログで季節の山菜や野菜を使った料理を拝見していると

自分のしていることが何だかとてもつまらなく思えてしまって(^-^;

書けなくなりました

 

買い物に出てそろそろ筍が出てる…とか山椒の木の芽とか

季節を感じるものはあるけれど見てるだけ~

筍を1本買っても使い切れないのはわかりきっていますから…

あれもこれも諦める

 

そう考えるとたとえ全く気が合わなくて喧嘩ばかりしている相手だとしても

居てくれるだけありがたいような気がする(笑)

 

◆ ◆ ◆

夫と付き合い始めて少し経ってから…というとわたしは高校生だったのだけれど

帰りに家まで送ってくれた

(「夫」というと変なので「彼」とします)

家は狭くごちゃごちゃしていて恥ずかしかったけれど

彼は躊躇なく母に挨拶し

家に上がって一緒にテレビなど見て「あっはは」と

豪快に笑っていたが

母は不躾に彼を上から下までジロジロと見ていた

 

そして彼が帰ると思った通りいろいろ言われたのだが…

まず、彼の服装や髪型が長髪で汚らしいと。

職業は何だ、収入は?

etc・・・

 

彼は地方から出てきて友人と2間のアパートでルームシェアしていた

ジーンズにサンダル履きで髪にはパーマをかけて

当時の若者はそんな感じだったのだが

そんなことは母にはわかるはずもなく

(ちなみに当時の「長髪」は今の長髪とは違って「短髪でない」というだけ)

わたしにすれば彼の気取らない服装や豪快な笑いに

むしろ育ちの良さを感じたのだけれども…

そう、むしろ母の態度がわたしには恥ずかしかったのだ…

 

彼が自由業(?)で月収や年収を聞かれてもわからない(だいいち、そんな付き合いしていない…)と言うと

「そんなのは仕事とは言わない無職と言うんだよ

「何かあればそんな仕事は立ちいかなくなるんだよ」

「必要なものは衣・食・住!そんなもの何の必要もない」

 

なんと母は文化的なもの

例えば音楽とか美術とか芸術とか演劇とかそういったものを全く必要のないものと言って認めないのだった

 

「話せばわかる」

というけれど

それは似たような思考の人の間だけで通じる話であり

自分の考え及ばないところは全くわからないのである

結局どこまでも平行線で決して交わることのない人

 

・・・

それがわたしにとっては母だった